皆様こんにちは。如月竜也です。
今回の記事はバイク記事になります。
タイトルの通り、今回取り上げるのは
原付二種
という区分の乗り物についてです。
原付のなに?二種???
原付の旅客輸送????
ぱっと見意味が分からないですが今回この
コスパ最強を誇る乗り物、原付二種のご紹介を致します!
目次
①そもそも原付とは?
名前だけなら聞いたことがある人も多いかと思います。
最初にとった免許が原付!なんて方も多いことかと。
私、如月もその1人です(笑)
原付とは、
原動機付自転車
の略称です。
自転車、と付いているようにその昔免許が制定された当時は
本当にママチャリにエンジンを取ってつけたような乗り物でした。
ホンダ カブF 1952年
画像元:バイクのふるさと浜松
そのため他の免許に比べて取得が容易な反面、
以下のようなデメリットが存在します。
デメリット
1.法定速度は時速30kmまで
2.自動車専用道路はおろか、一部オーバー、アンダーパス等も走行不可
3.基本的に第一通行帯しか走ってはならない
4.片側3車線以上で標識による指示が無い場合は二段階右折しなければならない。2車線以下でも標識で指示されれば同様。
5.選べる車種がスクータータイプ主流で、跨るタイプはとても少ない
6.1と4合わせて、50ccスクーターは特に速度超過や二段階右折無視を狙った警察の検挙に遭いやすい
7.周りの速度に乗れない為邪魔者扱いされる
昨今販売製造されている原付は非常に性能が上がっており、
特に2000年前半までに製造された「2ストロークエンジン」を搭載する原付は、排気量50ccにも関わらずノーマルでも7~80km/h出るようなものまでありました。
そのため昔制定された法律と噛み合っていない箇所が多く、
特に30km/h制限は原付最大のデメリットと言えます。
当時は30km/hすら出せないような構造だったので問題になりませんでしたが、
今となっては警察からは狙われるし、
道路の左端をトロトロ走ってクルマから邪魔に扱われたり、
オーバー、アンダーパスやバイパス道路等、
通れない道があったりと制約も多いです。
特に二段階右折を無視すると、
違反としては二段階右折無視ではなく、
信号無視(赤色等)で検挙されます。
一方のメリットはというと。
メリット
・免許が取得しやすい(実技試験無しで原付講習と筆記試験のみ、16歳から取得可)・車両本体や保険、税金等ランニングコストがとにかく安い
・車両が軽いので押して歩くにも殆ど苦にならない
・車両が小さいので置き場に困りにくい、取り回しが楽
・駐輪場にて50ccまでのバイクは駐輪OKなケースがある
・バス専用レーンを走れる
とこのように、「安い」「手軽」が最大のメリットとして挙げられます。
燃費も良く、リッター35km以上走る性能を持っています。
日常の近距離の足として使うにはこの上ない程便利ですし、
郊外に出るほど公共機関が無く原付が無いと買い物もキツイ、
ということが起きがちですがこれを安く解消できます。
また16歳から免許が取得できる為、
高校生から原付で通学したという方もいらっしゃるのでは?
(私如月もその1人です)
原付と聞くと浮かぶのがこのスクータータイプのバイクではないでしょうか。
ヤマハ ビーノ
アニメ好きな方なら、某キャンプ漫画に出てたアレと一目で分かるかも(笑)
一般的に原付と言えば殆どがこのスクータータイプです。
2020年2月現在、新車でミッションタイプ(跨るタイプ)の50ccバイクを製造しているメーカーはありません。
強いて言えばホンダのスーパーカブ50でしょうか?
ホンダ スーパーカブ
実は世界で最強のバイク、史上最強のバイクといわれています。
なにが最強かと言うと「実用性」「耐久性」「信頼性」です。
あからさまな積載過剰でも動く、食用廃油でエンジンが動く、6階のビル屋上から落としてもホイールが歪んだだけでエンジンや車体は無事で動く、どれだけラフな運転をしてもリッター45kmを下回らない燃費等々、
スーパーカブに関する伝説は後を絶たない故に最強と目されています。
しかしこのバイクも厳密には本当のミッション車ではないため、クラッチ機構をマニュアル操作できる50ccバイクは中古市場にのみ存在します。
②原付二種とは?
さて、本題です。
上記原付の二種。
原付二種と呼ばれる存在についてご紹介します。
正式には第二種原動機付自転車といいます。
二種とはいいますが、
普通二種やら大型二種とかの
第二種運転免許の意味での二種ではありません。
ですので運転免許にも「原付二種」という項目はありません。
免許区分では「普通二輪免許:小型二輪限定」となります。
51~125ccの排気量(定格出力0.6kWを超え1kW以下)を持つ乗り物が該当。
厳密には更にその中でも
原付二種甲:通称黄色ナンバー《51cc以上90cc以下》
原付二種乙:通称ピンクナンバー《91cc以上125cc以下》
という2区分に分かれます。
どちらかといえば販売車種はピンクナンバー車が多く、
黄色ナンバー車は50ccを改造して51cc以上にしたものが多い印象ですね。
原付(以下原付一種)との違い
まず前提条件として、前途の通り51cc以上の排気量を持つので
普通二輪免許(小型限定以上)が必要になり、
原付免許では運転できないのが最大のデメリットとなります。
※いくら車格も構造も似ているからと言って、もし原付一種の免許で原付二種スクーターを運転したら無免許運転になります。
ぜったいにしないでくださいね・・・
しかし、そのデメリットを払拭して余りあるのがこの原付二種です。
下記表をご覧下さい。
原付のデメリットで述べた以下の7つ。
1.法定速度は時速30kmまで
2.自動車専用道路はおろか、一部オーバー、アンダーパス等も走行不可
3.基本的に第一通行帯しか走ってはならない
4.片側3車線以上で標識による指示が無い場合は二段階右折しなければならない
5.選べる車種がスクータータイプ主流で、跨るタイプはとても少ない
6.1と4合わせて、50ccスクーターは特に速度超過や二段階右折無視を狙った警察の検挙に遭いやすい
7.周りの速度に乗れない為邪魔者扱いされる
この殆どが解消されるのです。
原付二種では
「二段階右折」(場合によっては右折レーン混雑時は二段階右折のほうが早い)
「バス専用レーンの走行」
ができなくなりますが、取るに足りません。
・30km/h縛りが消え、周囲と同じ速度で走行可能
・第一通行帯縛りなし
・二段階右折しなくて良い
・二人乗りも可能
原付一種で散々辛酸を舐めさせられた方は、これを見るだけでどれだけ凄いか分かることでしょう。(私如月もその1以下略)
特に30km/h速度制限と二段階右折が消えるだけでものすごい開放感があります。
原付と(殆ど)変わらないところ
1.税金
・自動車税がかかりますが、年額が
・一種(白):2,000円
・二種甲(黄色):2,000円
・二種乙(ピンク):2,400円
と、二種甲に至っては一種と据え置き、
二種乙でも年間400円の差となっております。
めちゃくちゃ安い。
普通自動車がフィットの等コンパクトカー(1,000~1,500cc)ですら3万円を超えるのに対して、原付二種は高くても2,400円です。
つまりフィットの税金(34,500円)があれば原付二種乙の14台分の税金を支払えるということです!(殴
・・・そう考えるとクルマってホント税金高いですね・・・泣
※参考までに。400cc以上の大型二輪でも一律6,000円です。
Ninja400(400cc)
だろうが、
YZF-R1(1,000cc)
だろうが一律で6,000円です。。。。
2.保険料
自賠責はもちろん、任意保険も一律「原付(小型二輪)」という括りなので、
原付は一種も二種も金額は基本的には同じです。
また125cc以下のバイクは、他の自動車保険に付帯できる
「ファミリーバイク特約」
で任意保険をカバーできます。
保険料も格安なんです!
上記サイトによれば、一番高い条件で新規加入でも年間6万円弱。
月5,000円で任意保険に加入可能です。
実際にはこれ以下の金額になるであろうことが予測されますので、
これで万一の事故をカバーできると考えればものすごいリーズナブル。
四輪自動車保険は如月を例にすると、
21歳以上本人限定等の条件でも、
月13,000円ほどかかっています。
ちなみにYZF-R1に乗っていた頃は月3,500円でした。
このR1の保険にファミリーバイク特約を付帯していてこの値段。
バイクの保険安いですね・・・。
原付一種とは変わるところ
1.車体価格
どうやっても50ccと125ccでは車両価格に差が出ます。
排気量が大きいので当然と言えば当然ですね。
ただ近年はこの原付二種が人気を賭しているので中古市場もそれなりに潤っています。
新車に拘らなければ格安で手に入れることも可能で、ものすごい大きな差にはなりにくいとも言えます。
2.50ccなら停められたところに停められなくなる
公共駐輪場や賃貸によくあるパターンです。
都心部ほどその傾向が強く、
50cc以下のみ駐輪可能
という駐輪場は結構あります。バイク乗りを困らせる要因の一つです。
四輪に比べて二輪車は圧倒的に駐車場が整備されておらず少ないんですね。
ですので排気量が大きいほど遠くに行くのが楽になりますが、都心部は停めにくいというデメリットがあり125ccを超えると更にその傾向が顕著です。
賃貸も50cc以下のみ駐輪可という条件が付されていた場合引越しの障害になることが多々あります。
私、如月もそのひとr(ry
3.車種の選択幅が若干広がる
50ccではミッションバイクが少なかったのが、125にもなるとそこそこ多くなってきます。
・アプリリアRS4 125
・スズキGSX-R125
・ホンダCBR125R
・ヤマハYBR125
等々、車種も年々増加傾向です。
売れない市場に新車は出ませんので、それだけこの原付二種の市場がにぎわっていると言えます。
ズバリそのコスパは!?
1.車両価格は車種にもよるが、大体高くて35万円前後。
2.税金としては軽自動車税が年間2,000~2,400円。
3.任意保険もどれだけ高くても月5,000円程度。これより安くなるのが通例。
4.燃費はリッター30km以上のものが多く燃費が良い。ガソリン代が安い。
5.原付免許、もしくは何も免許が無い場合は普通二輪小型限定が必要になるが、一度取ってしまえば基本的には永続。
ということで乗り出し自体は高くなりますが、
一度手にすれば維持費はほぼかからないも同然の状態になります。
試しに、如月の愛車であるアドレスV125Sの維持費をご紹介します。
◇車体価格:18万円(中古)、ここでは無視します。
◇保険料:ファミバイ特約(月約1,000円)
◇税金:年額2,400円÷12ヶ月=月200円
◇ガソリン代:1回満タン給油で約900円(6.0L×150円/L)
→通勤利用で試算、往復距離 40km、燃費 35km/L
→1日あたり1.14L消費×24日=1ヶ月の消費ガソリンは27.4L
→27.4L×150円/L=約4,115円
◇車両メンテナンス費用:1ヶ月40km×24日=960(約1,000)km走行
→◇オイル交換:6,000km走行で実施、約3,000円→6ヶ月に1度で年6000円、月割500円
→◇その他諸雑費:タイヤ代等を月割で1000円程度かかる物とする。年12,000円
合計:月額6,815円で維持可能!!
ちなみに今は通勤では利用しておらずガソリン代は0なので、
かかったとしても月換算で2000円くらいでしょうか。
どうですか、
この圧倒的なコストパフォーマンス!!
ちなみに職場までの電車通勤定期券の1ヶ月料金は8,820円ですので、
車体や初期にかかるヘルメットなどの装備を無視し、
ガソリン代、オイル代、その他消耗品を鑑みても
定期の場合は電車でしか移動手段が無いということも考えれば、
そのコスパの良さが分かるかと思います。
如月が現在アドVを現在通勤に使っておらず乗らない状態でも置いてある理由は
手放す意味が無い上に金が掛からないからです。
逆に手放した場合の万一の場合(失業してFDもフィットも維持できない等)を考えると、
貴重な自力移動手段を消されると思うととても怖くて手放せないですね。
その他番外編
電車と比べ優れている点
・基本混んでいて他人がうじゃうじゃいるのを完全無視
・遅延が起きると大混雑するのを傍目に優雅に走れる
・電車だと敷かれたレールの上しか走れない
・=駅が無いところへは行けない
・疾患を患っているくせにマスクしない人とか無視可能
・↑に関して酔っ払いや痴漢なども完全無視、逆に冤罪から逃れられる
・終電、初電が無くても自力移動可能
という特徴がありますね。
バイクとしての長所は
・渋滞していても小柄なのですり抜けで渋滞を無視できる
・狭い道でも行き違いで何の神経も使わずに済む
・いざとなったらエンジンを切って押して歩けば歩行者に化けられる
・春や秋など、適温時期に一度バイクに乗ってしまうと病み付きになる
・渋滞していたとしても電車のように半径50cm以内に他人が入り込むことは無い
逆に原付二種(バイク)が弱いのは
・狭すぎる道幅の道路で渋滞されると車同様身動きが取れない
・悪天候に弱く、雨ならレインスーツが必要
・気温の変化に弱く夏はめちゃくちゃ暑く、冬は想像を絶するほど寒い
・賃貸等で停めるところがなければそもそも所持できない
・車両含め初期投資が高い、バイク用品も基本高め
・251cc以下のバイクは車検が無いので、無整備でほったらかしの車両もある
・原付と間違えられて警察に目を付けられる
・咄嗟の急制動、急旋回は接地面積が小さいので弱い。
・事故を起こすと搭乗者が真っ先に怪我する
という特徴がありますので注意が必要です。
いやこれ原付二種じゃねえじゃん!というツッコミはおいといて・・・
③オススメ車種
ここではピンクナンバーの原付二種乙、
125cc((通称ワンツーファイブ)でお勧めの車種を一挙にご紹介!
スクータータイプ
◇PCX125(ホンダ)
<画像元:ホンダ>
四輪では迷ったらトヨタ、という言葉がありますがバイクではホンダが該当します。
PCX125はあのカブを生み出したホンダの125cc中型スクーターです。
125cc故の安定感と余裕のある走り、二人乗りも楽々な車体、大容量メットインスペースなど、まずこの車種を買えば外さないとオススメできる1台です。
水冷エンジンですので長距離を走っても熱ダレしないのも魅力。
通勤以外でも使い倒したい方にピッタリです。
最新車種ではなんとハイブリッドシステムを搭載、それ以外にもアイドリングストップ、LEDヘッドライト、スマートキー等々バイクにそんなのついてるの!?という豪華装備満載となっています。
その分、PCX Hybridは車両本体価格が44万円~とかなりお高くなっていますが、PCXはロングライフなモデルで、型落ちでもよければ中古市場でもそこそこな数が流通しています。
2020年2月1日現在で240件の在庫がありました。
車重が130kg程あるため、原付一種に慣れていると車格の大きさに驚くかもしれませんが物事慣れです。重い重量は12馬力という他では見られないパワーでカバーしています。
◇N-MAX(ヤマハ)
<画像元:ヤマハ発電機>
PCXの対抗馬的立ち位置。ヤマハが販売してる125cc中型スクーターです。
見ての通り基本的な性格はPCXと変わらないのでホンダ派かヤマハ派かで選ぶような感じにはなります。
特にメーター回りだとかは日ごろ常に目に入る箇所ですので、デザインで納得いく方を買った方が満足できるでしょう。
欠点という欠点もPCXとほぼ同じ。車体は高めです。
◇アドレスV125S※新車購入不可(スズキ)
<画像元:バイクブロス>
スズキの生み出した元祖通勤快速ことアドレスです。
如月の愛車でもあります。通称アドV。
特徴はなんといっても50ccと変わらないくらい小柄で扱いやすい車体です。
125ccともなると車格が大きくなりがちですが、
このアドレスV125は50ccを少しだけ大きくした感じにとどまります。
なのでいざという時はエンジンを切って押して歩いても、
余程な勾配でなければ原付一種と同じように歩道を歩いても疲れにくい!
そんなに小さい車体なのにパワーは9.9馬力もあり、
車重も101kgと軽いためかなり軽快に走り、
燃費も実測でリッター35km以上。
エコランを意識すればリッター40kmを目指すことも可能になります。
タイヤサイズも原付一種スクーターと同じものが使えるのでコスパも良いです。
また、ステップスルーなのも高ポイントです。
PCXやNMAXは足元がフラットになっていません。
これは車体を足で挟んでMTバイクで言うニーグリップ的な役割を果たすものですが、欠点として荷物が置けなくなります。
このアドレスは足元に荷物を置くこともでき、リアボックスも取り付ければその小さな車体からは想像できない程の積載量を持ちます。
欠点は50ccと変わらない車格ゆえに2人乗りが厳しくほぼワンマイルシートなところ、同じく車格の割に速度が出るので安定感がないところ、
そして見てくれが50ccなせいで警察に常に狙われやすいところです。。。。
また空冷エンジンですので、
車格の安定感も含めて長距離になると人もバイクも疲れてきます。
(熱ダレでパワーが落ちる)
※このアドレスは、現在新車販売されている「アドレス125」とは別の車種です。
◇リード125(ホンダ)
<画像元:ホンダ>
PCXらと違い、アドレス同様にステップスルーの構造を持ちつつ二人乗りも余裕で可能な原付二種相応の車格を持ったバイクがリード125です。
PCXが走りを意識しているのに対しリードは完全に普段使いを意識しているためパワーも8馬力、見た目的にも少々もっさりした印象は受けます。
が、車体はリードの方が軽いのでPCXの12馬力に比べれば3馬力差がありますが決して遅いわけではありません。
メットインスペースがかなり広い上にステップスルーなので、リアボックスも付ければアドレスの比ではない積載をもち抜群の実用性を誇ります。
また価格もPCXよりはお手頃で、新車でも約32万円~の設定です。
<画像元:ヤマハ発電機>
ヤマハ版のアドレスです。最大の特徴は車重100kg丁度とアドレスV125よりも更に軽い車体。
そして新車で25万円で購入可能な手の出しやすさでしょう。
ただアドレス同様空冷エンジンで燃料が0.5少ない5.5Lタンクになりますが、水冷のリードと比べれば7万円乗り出しで変わってきます。
パワーはリードと変わらずに軽いので走り出しは軽快なのが予想できますね。
少しでも初期費用を抑えるならばこのアクシスZが良いと思われます。
アクシスZは如月がアドVを購入する際に迷った車種です。
結局は家から徒歩で行けるお店にいい状態のアドVが格安で置いてあったのでそちらにしましたが、アドVが無ければ当時YZF-R1を所持していたのでヤマハ統一と言う意味でもこのアクシスZを選んでいたと思います(笑)
◇アドレス125(スズキ)
<画像元:バイクブロス>
前途のリードとアドVを掛け合わせたような存在。
見た目はリードのようですが、驚くべきはその車体価格。
なんと新車で21万円で購入できます。コスパとしては最強クラス。
しかも車重もリードと変わらないのにパワーが1馬力上の9.4馬力なんです。
つまり速い。このクラスで1馬力差は大きいです。
それでいて燃費は犠牲にしておらず、燃料も6L入るため航続距離も長いです。
欠点はやはり空冷という点でしょうか。
あとリードの半分程度のメットインスペースしかないのが最大の欠点になりそうです。
リードは積載量が多く水冷ですのでこの辺で差が付きますが、
10万円差はかなり大きいでしょう。この10万円で装備一式そろえられます。
如月としてはアドレスV125が新車購入できない今、
ある意味一番オススメの車種ですね。
上記の中でも特にスズキ車2種は「キックスタート」ができます。
他はセルモーターでしかエンジンをかけられない=バッテリー異常等でエンジンがかけられない非常時でも、アドレスはキックレバーがついているのでギア車で言う押しがけができるのが良いですね。
ギア車
250ccと違いファミバイ特約で乗れる、税金も安い!
400cc以上ならば必要な車検も無い!維持費をとにかく抑えたい!
そんなワンツーファイブギア車。
車体価格は無視してでも遊び倒したい方にお勧めです。
一部車種をさらっと紹介します。
◇YBR125(ヤマハ)
<画像元:YSP>
125ccネイキッド。一度代車で借りたことがありますが初心者でも運転しやすいバイクです。ギアがロータリー式を取っている珍しいバイクです。
◇CBR125R(ホンダ)
<画像元:価格.com>
あのCBRの125ccがこちら。
この画像のCBRは見た目がMC41型CBR250Rとほぼ同じですね。
◇YZF-R125(ヤマハ)
<画像元:バイクブロス>
こちらもYZFシリーズの125cc。ただ国内向けに販売されておらず、逆輸入という形で手に入れることになると思われます。
◇GSX-R125(スズキ)
GSX-Rシリーズの125cc版がこちら。
R125もそうだけど125にしてはハンドル低すぎません・・・?(笑)
◇アプリリア RS4 125
<画像元:バイクブロス>
あのRSV4 1100が小さくなったようなRS4 125は価格も50万円越えと本格的なスポーツモデル。もうここまでくると原付二種って何だっけ?状態です。
ギア車は見ての通り趣味性が強いバイクの性格を全面的に押し出しています。
基本荷物は載せられないし、スクーターと違って普段使いは全く意識されていません。
特にYBR、CBR以外は座面とハンドルの高さがほぼ同じ
=前傾姿勢を取らされます。
本当に趣味車が欲しい場合の選択肢になるとおもいます。
④250cc以下のバイクの注意
これまでコスパ最強という話でまとめていましたが1つだけ注意。
原付二種を含む250cc以下のバイク。
これらには
「車検」
がありません。
それは2年に1度多額の税金(二輪だと約2万円)を取られないと、
良い面だけ見てしまいがちですが反面、
車検合格のための整備をされない
=乗りっ放しでロクに整備もしない車両がある
ということを忘れないでほしいということです。
中古で手頃な車両があっても、もしかしたら整備不良車の可能性があります。
ですので、中古車両を選ぶ際は特に注意して選ぶこと。
購入後も車検が無いからと言って整備を疎かにせず定期メンテナンスをしてあげる。
原付二種はこれらが大切です。
原付二種に限った話ではないですが、特に車検が無いということで強調させていただきました。
⑤まとめ
長々、原付二種について書き出してみました。
経済面でのコスパの良さは数字で分かって貰えたかと思いますが、
それ以外の副次効果に関しては所有してみて初めて感じる面が多く、
実際に持ってもらわないことには何がいいのかイマイチイメージがつかないかと思います。
確かにいくらコスパが良いとはいえ安い買い物ではありませんし、
免許が無ければ取りに行く必要もあります。
しかし一度所有すればそのあまりの使い勝手の良さ、
コスパの良さに驚くことと思います。
この原付二種を登竜門に、大型バイクに乗る機会も来るかもしれません。
新たな世界が見えてくるかもしれません。
会社や学校に行って帰って、、という日常に、バイク、原付二種という非日常が紛れ込むことで少しでも人生が豊かに彩られたら。
それは素敵なことだと思います。
現在自動二輪は降りライダーをまた引退した如月ですが、
いつかまた財布に余裕があれば・・・と思うことはあります。
特に原付二種は、その余裕が無くとも持っていられるくらいには
経済性バツグンです。
なんとなく色の無い世界を生きているなあ・・・
と感じている方やそうでない方も、
この機会にぜひ、コスパ抜群の原付二種で、
非日常に繰り出してみてはいかがでしょうか。
以上、如月竜也がお届けしました。
長々お付き合いいただきありがとうございました。
またお会いしましょう!
冬の時期のバイクに役立つかもしれない情報をこちらの記事でご紹介!
時間があったらぜひご一読ください!
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