如月竜也の戯言

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真冬にバイクに乗りたい!寒さ対策はどうする?

みなさまこんばんわ。如月です。

 

今年は暖冬で昼間はポカポカ暖かいですね。

 

ですが本日からは冬日と言うことで、

実際今日は外にいると風がとても冷たい日でした。。。

 

そんな日に如月は通勤快速こと

アドレスV125Sに今年初乗りをしましたが(笑)

 

 

さて。

今回はそんな寒い時期にバイクに乗る我々がどのようにして

この寒さを切り抜けて行けばいいかをご紹介!

 

バイク乗りでない方は、

 

冬場のバイクってそんなにヤバいのか・・・

 

対岸の火事を見るような目でご視聴くださいませ。

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目次

 

 

 

まず冬場の寒さをご紹介!

気温1桁の世界では皆様ご存知の通りとにかく寒いです。

普通に生活するうえでも暖房器具や厚手の服装が求められます。

そして関東では空気が乾燥し、肌がガサガサになります。。。

 

そんな冬場の東京。

雪こそ降りませんがバイクに乗るとどうなるのでしょうか。

 

 

生半可な格好で乗ると冗談抜きで凍傷になる

これは後述しますがとくに手足で起きやすい。

末端からガンガン冷えて行きます。

信号待ちで手をグローブ内でグーにして指先を温めないと

真剣に凍傷になります。

感覚が無くなって運転も厳しい。

 

また寒いと動きが鈍重になりますが、

バイクは全身で乗る乗り物。

これがダイレクトに運転に影響します。

 

寒さゆえに体が動かずに小回りが利かないなんてのは当然、

手が震えてスロットルの微調整をミスすることも。

  

 

対策

 

服装で対抗する

とにかく着込みまくる。

身体が冷えて運転に支障が出るのは非常に危険です。

なるべくできる範囲で体を保温する方向で考えます。

 

「厚手で着込みすぎたら動きが鈍くなるでしょ」

 

とか考えてる暇があったら着込んでください。

寒さの前に着込みのかさばりなんて関係ありません。

むしろ軽快な服装ほど、いとも簡単に寒さで動きを封じられます。

というかスポーツ走行でない限りそんなに着込みでのかさばりは関係ありません。

 

とにかく身体を冷やしてはいけない。

 

これにつきます。

 

どれだけ着込めばとりあえずバイクに乗れるのか。

特殊な防寒具なしでの目安を記載しておきます。

 

上半身

・まず普段着(Tシャツ等肌着、その上に何か重ね着で2枚)

・カーディガン(3枚)

・ライトダウン(4枚)

・ダウンジャケット(5枚)

 計5枚

 

下半身

・ジャージ下(1枚)

・その上からズボン(2枚)

・ズボンの上にレインコートのズボン等(3枚)

 計3枚

 

・手袋(薄手)1枚

・その上から厚手のスキー等ウインタースポーツ手袋

 計2枚

 

・マフラーorネックウォーマー(厚手物)

 

 

特になにもバイク用だとかそういうのを買わない場合は、

これくらいしないと寒すぎて乗れません。

ハイ。

控えめに言ってゴワゴワで動きにくい。(笑) 

 

 

装備で寒さに対抗する

ヘルメット

当然、半ヘル<ジェット<フルフェイス

の順で保温性は悪くなります。

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顔全面が外気にさらされる半ヘルは顔を壊死させたい人向けですね。

 

 

 

ジェットヘルメットも顎下がガラ空きなので、

寒いシーズンはあまりお勧めしません。

下方視界は良いですがそれ以上に冷風で顔が死ぬ

 

 

ネックウォーマーやマスク系のものを巻くことで

解消可能となります。

ですがそんなことするくらいなら値段も変わらないしフルフェイスを被った方が暖かいし安全です。

※ただ、スクータータイプのバイクでがちがちのフルフェイスを被るのもなんかなあ・・・というのもこれまた事実。3シーズンヘルメットとしてはジェットヘルメットはオススメです。

 

 

 

さてそのフルフェイスは安全性、保温性で抜群な効力があるのです。

良いものは値段が高いだけあります。

しかし「バリバリ完全単車専用」でなくとも、

安価なものは5,000円~から入手可能です。

 

 

 

 

 

グローブ

グローブはバイク用ウインターグローブの使用を前提に、

より寒さをしのぐ方法として、

 

・ハンドルカバーを購入し、バイクに装着

・電熱線入りグローブを装備

・グリップヒーターを導入する

  

という対策が考えられます。

下に行くほどコストアップ↑です。

 

一番手軽なのはこのハンドルカバー。

 

 

 

走行風の直撃を防ぐため、コストに対して劇的な効果があります。

これをつければなんとウインターグローブでなくとも

普通のグローブで運転可能になるくらいの効果があります。

 

ただし見栄えが絶望的に悪くなるのが欠点です。

 

 

 

次に電熱線入りグローブですが、これは使ってる人によると本当に温かいらしいです。

過去にグローブにホッカイロ入れようとしたことがありますが、

やはり指先は効果が無いのと動きを妨げるのでやめた方が良いです。

電熱線グローブなら指先もあたたかいとか。

コストは高めですが、絶大な効果が見込めます。

 

 

 

 

最後にグリップヒーター

車体に施工します。

ハンドルであるグリップ本体が発熱するため、

本来冷たいハズの手もあたたくできます。

ただし前途のハンドルカバーや電熱グローブとの併用をオススメします。

 

なぜかって、手のひらはあたたくても、

手の甲は死ぬほど冷えるからです・・・。

むしろ走行風の直撃を受けるのは手の甲ですので、

カバーとヒーターの併用は必須とも言えます。

 

 

 

シートヒーター

着座位置から発熱するので身体の芯から底冷えするのを防いでくれます。

 

  

ただし、ヒーター類はやはり導入コストは高め

着込めばシートヒーターは要らない

というのが私的な意見です。

 

あとヒーター類を増設しすぎるとバッテリーを食うという欠点があります。

容量次第では電圧不足で使えないことや、バッテリーが上がる危険性が上がりますから、より高性能なバッテリー(=コスト増)を導入する必要があります。

 

 

 

 

車種による差

 

スクーター、ネイキッド等

スクーター等、カウルの無いバイクはダイレクトに風を貰います

前途のハンドルカバーやウインドシールドを装着するなどすれば

かなり緩和できますが見た目がどんどん悪化します(笑)

 

いいんだよ、こんなの通勤車両なの!

とにかく寒さを凌ぎたいの!

 

という方はフル装備をオススメします。

 見た目はともかくとして、

かなりの快適性が生まれます。

個人的にはリアボックスすら付けたくなかった派なので

快適性と見た目のトレードオフに頭が痛いところです・・・

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参考:如月アドVにハンドルカバーを取り付けた図

 

 

フルカウル車

Ninja400などの中型バイクのフルカウルですと、

身体にあたる風は少ないので幾分マシになりますが、

それでも末端の手足からじわじわと寒さに侵食されるため、

長時間運転はかなり厳しいです。

 

寒すぎるし運転が長いとトイレが近くなる。

途中コンビニで暖かい飲料を求めて休憩、

手足を温めて再スタートという形になるでしょう。(笑)

 

 

 

余談:リッターSSだとどうなる?

さて、夏場散々な目に遭ったリッターSSですと、

周りが寒い寒い言う中、

1人軽く暑いかも

という状況になります笑

 

特に都心部の渋滞に巻き込まれたら最後、

ラジエーターファンで足を焼かれるほどの熱を食らいます。

低速走行だとモリモリ車体が熱を持つSSバイクは、

冬場でも寒さでやばい、という状況に陥りにくいと思います。

それだけ夏場が深刻なんです。。。

 

参考記事。

tk0501-uverx7-s3df7xr.hatenablog.com

  

ただし高速道路等信号停止で止まらない場合は当方は保証できませんのであしからず。

ただ1つ確実に言えるのは、

リッターSSは他の車種に比べて圧倒的な熱量だということです。

  

 

 

 

如月オススメの防寒具

 

ワークマン:イージス

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如月が実際に使用しているイージスの写真がこちら。

 

かの有名な作業着店であるワークマンの商品は、

屋外作業を仕事とする人たちから高い評価を得ています。

 

屋外作業は言わずもがな。

夏は暑く冬は寒い

時に雨も降れば風も吹く。

 

これはバイクにも同じことが言えます。

=つまりこれ、

がっつりバイクに流用可能なのです

 

特にワークマンの防寒具は写真を見ていただければ分かる通り、

作業着店のそれとは思えないくらいデザインもいいです。

 

 

イージスは、まさにバイク乗りうってつけの装備。

そして更にすごいのが上下セットでなんと1万円で購入可能。

 

バイク用防寒具をバイク用品店で買おうとすると

平気で2~3万円取られます。

 

 

しかしこのイージスは

防寒、防水性バツグン

にして、屋外作業を前提に作られている為、

バイクに転用しても余りある実力を発揮!

隙間風すら通さないその圧巻の保温性は

一度使うと手放せないアイテムになります!

 

 

これによって如月は防寒具の数をいくらか削減できました。

 

上半身
・まず普段着(Tシャツ等肌着、その上に何か重ね着で2枚)

・カーディガン(3枚)

・ライトダウン(4枚)

・ダウンジャケット(5枚)

 下半身
・ジャージ下(1枚)

・その上からズボン(2枚)

・ズボンの上にレインコートのズボン等(3枚)

 手
・手袋(薄手)1枚

・その上から厚手のスキー等ウインタースポーツ手袋

 首
・マフラーorネックウォーマー(厚手物)

 ↓↓↓↓↓

上半身

・普段着

・カーディガン

・ライトダウン

イージス上着

下半身

・ズボン

イージスズボン

手(ハンドルカバー取付時)

・薄手の3シーズングローブ

・ネックウォーマー

 

上着では厚ぼったいダウンジャケットの代わりがイージスとなります。

またズボン下のジャージも削減でき軽量になります。

 

ダウンをイージスに変えることで、このように

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手袋の隙間風をシャットアウトできるリストウォーマー構造になっていますので、

ホント機能性抜群なんです。

 

このイージスのおかげで

他の防寒具は不要といえるレベルでの快適さを手に入れることが出来ます。

如月は上記のような感じでバイク通勤時は対策しています。

 

 

 

注意点

ただこのイージス、1シーズン使いきりを前提に設計されているようで、

耐久性はそこまで高くありません。

物理的なダメージを与えると結構簡単に破けてしまうので注意が必要です。

 

また毎年違うデザインになっているらしく、

1シーズン使いきりをより信憑性の高いものにしています。

 

使いきり前提で毎年デザインが違うということは、在庫を多く持たないと言うこと。

シーズンイン前に入手しないと在庫切れで手に入らない可能性があります。

ですのでせっかくこの記事でイージスを取り上げても

既にシーズン真っ盛りで在庫ないじゃねえか!

となりうるわけですね。

 

・・・スミマセン。はい。

 

 

終わりに

 

今回の記事は先日書きました

↓こちら↓

tk0501-uverx7-s3df7xr.hatenablog.com

 

の記事の続編みたいな感じで書かせていただきました。

 

記事書いてたら久々にバイクに乗りたくなって

2020年初、アドVを出したので

せっかくだから冬の装備に関する情報をお届け!

ということですね。(笑)

 

ちなみに冬場はこんな感じで乗り切れますが、

夏場は・・・・・・・・。

 

前途の記事の通り、、、

耐えるしかありません。

 

過酷ですね(/_;)

  

バイク乗りの方に少しでも冬場のライドを快適にできる(かもしれない)情報をお届けできれば、と思う次第でございます。

 

 

最後の最後に1つだけ。

 

如月からのお願いです。聞いてやってください。

 

・降雪時

・路面凍結時

二輪に乗らないでください。

真剣に死にます。他の交通に迷惑です。

ノーマルタイヤのままスタックしてるクルマ並に、いやそれ以上に迷惑です。

 

雪の日は絶対に乗らないように。

 

転倒して後続車、対向車に轢かれたとして。

その運転手を殺人者にしていい権利は我々にはないのです。

自分の身はもちろん、

他人への迷惑を考えるとはそういうことです。

 

ですから雪道の二輪、なんて記事は如月は書きません。

 

冬場の二輪は雪の無い時に乗ってください。

 

 

それでは今回はこの辺で。

最後重くなってしまいましたがそれだけ重要なんです。

よろしくお願い致します。

 

以上、如月でした。

皆様の快適なバイクライフを願っております。