こんにちは如月です。
今回は見出しの通り、
愛車でありまた相棒である紅いYZF-R1で、
初の高速道路を使ったツーリングに出向きましたのでそのインプレッションを掲載したいと思います!
リッターバイクで高速道路にのるとどうなるのか?!
ご期待ください!
おさらい
我がR1は昨年の今頃納車された2013年式のRN23型、
通称出目金魚眼のR1です。
魚眼プロジェクターヘッドライト、
クロスプレーン、
センターアップ二本出しマフラーが特徴ですね。
実は納車して丁度1年になります!!!
わーいどんどんぱふぱふーーー
tk0501-uverx7-s3df7xr.hatenablog.com
1年前に書いたリッターSSへの恐怖を綴った記事になります。
お手すきの時にご覧ください・・・
そしてこのR1は逆輸入車。
つまりスピードリミッターはありません。
国産は180km/hでリミッターが効きますが、
こちらは己の恐怖心と言う名の枷が外れて仕舞えば延々と加速し続けてしまうモンスターバイクであります。
ギア比はワイド、
かつクロスで1速だけですらレブまで回すと ぬえわkm/h が計測されます。(笑)
そんな走る申し子YZF-R1で今回出向いたのはこちら!!
長野県にあります、
高ボッチ高原であります!w
知る人は知るアニメ、
ゆるキャンにも登場した高原ですね。
こちらに昨日、青いボルドールと共に行ってまいりました中央自動車道。
今回はあくまでも高ボッチ高原はおまけであり、
メインは高速道路インプレッション。
初の日帰り高速ツーリング、YZF-R1で行くとどうなるのか?!
1.速度
2.風防
3.燃費
4.疲労感
をメインに取り上げていきたいと思います!
もくじ
1.速度 & 2.風防
言わずもがな、YZF-R1はリッターSSです。
最高時速はゆうに300km/hを超えるポテンシャルを秘めており、
当たり前ですが速度に関しては間違いなく以前乗っていたNinja400を上回るはず。
↑以前乗っていたNinja400。
出発は朝の7時。
私の家からは国立府中インターが近いのでそこから乗ります・・・が。
この朝早くからなんで大渋滞しとんねん!!!ww
インターから本線に入っても堂々たる車列車列車列。
普通に走っていては一般道以下の速度しか出せない状況になってしまいましたw
まぁこれに関してはあれよあれよとあの手この手で潜り抜け、
八王子JCTを抜けしばらくして解消しました♨︎
さて、いよいよ本格的に良い速度が出せるようになると如実になる現実。
あれ、なんか風当たり強すぎね??
そう、
スクリーンがNinja400よりも遥かに低いR1は、
風の抵抗をモロに受けてしまうのです。
いくらセパハンで頭が低くなるとはいえ、
Ninjaと比べればそのスクリーンの低さは圧倒的。
搭乗者が受ける風はR1はめちゃめちゃ強いです!
なにが言いたいかって、
時速100キロの時点で風切り音が物凄くうるさい、
風の抵抗でこれ以上スピード出したくない!
ってなるんですw
さーて、すでに100km/hでこの風圧、
どうしたもんかと思っていましたが、
その回答は実に単純。
セパハンなんでそのままタンクに寝そべるようにして自分を風防の中に隠してしまえばあら不思議。
同じアクセル開度でもみるみるうちに ぬあわkm/hまで加速するではないか。
しかも6速なのに。
繰り返します。
6速で平気で加速します。www
一般道では70km/h以下で入れるとノッキングする為に出番の無いR1の6速ですが、
高速道路ではその本領を発揮します。
あ、余談ですが6速で100km/h走行時のR1の回転数は4,500rpm程でした。
Ninja400や、CB400SBが6,000rpm程度回るのに対してこの回転数です。
予想では3,000〜3,500rpm程度だと思ってましたが思ってた以上に高回転でした。
んで。
風の問題が無くなったR1で、
くいっとスロットルを捻るとどうなるのか。
6速ですら、
いつのまにやら ぬおわkm/hとか出てて、
後ろから煽ってくるクルマを
一瞬でミラーの点にしてしまいますww
Ninja時代、3〜4速に落としてからフルスロットル~
で、やっとのことでそれくらい加速していたのが、
R1は6速巡行体勢の状況から少しスロットルを開けるだけで堂々たる加速。
これはやばい・・・!
と本能的に察しました。
なんですかこの危険な乗り物はww
しかも電子制御系統はトラコンは勿論オンで、D-MODEもSTD。
これがトラコンOFFのモードAだったらどうなってしまうんだ?!
と今になって末恐ろしくなりました。
(YZF-R1にはタイヤ空転防止のトラクションコントロールシステムと、スロットル開度を電子制御するD-MODEという二種類の電子制御がついています)
高速道路が一般道に錯覚してしまうくらいのハイスピードレンジ。
自制心が無ければこのバイクは到底扱えないと思い知らされました。
が、その反面。
このパワーはまさに欲しかったものそのもの。
特に妙な動きをするクルマを一瞬で視界から消し去ることができるほどの暴力的加速にすっかりトリコになってしまう始末にwwww
10月頭に富士山ツーリングに行くまでまたもバイク倦怠期が訪れていた私の倦怠期を吹き飛ばす一撃となりました。
富士山ツーリングにて。
がしかし。その反面失ったものが。。。
3.燃費
圧倒的爆発力を誇るうちのYZF-R1。
ただ、そのパフォーマンスの代価に失うものがあります。
ガソリンですwwwwww
一般道で13km/L程度しか走れないR1ですが、
これが高速道路ではどれだけ伸びるのかは未知数でした。
で、今回ついに高速道路での初計測ができるということで実践。
個人的には倍くらいにはなるだろうなあという希望的観測を抱いていました。
しかし現実は非情でした・・・。
実際はリッター18km/L wwwww
まあ確かにぬうわkm/hで巡航したり、
時にふわわkm/hで走ったり、
またいつまでも追い越し車線に居座る四輪を追い回したりと、
控えめに言ってクズい運転してましたが、
まさか18とは思わず。www
今回往復で400km走りましたが、帰りの中央道、
双葉SAで給油する羽目になりました。
(あんまりにも高かったんで5Lだけ給油したのはここだけの話)
ただし、TRIP F が作動してから60kmは走ることが出来ましたので、
20km/Lは走れると思います。
真面目に100km/h巡航ならば相当伸びるのではないでしょうか?
下道と暴走運転←殴のツケが、
この18という数字だと思われます。
でもさ、ひとつ言わせてくれ。
この凄まじいパワーを秘めたバイクで100km/h以下に抑制して走れるほど、
私は冒険心捨て切れてないよ・・・・wwww
クソライダーの戯言でした。
ということで、
燃費は約18~20km/Lです。
今回のツーリングで、R1搭載の平均燃費計が0.2km/L良くなりました。(笑)
余談:
ふわわkm/hの世界ってどんな感じなの!?
→ご想像にお任せしますwww
下手なことは言えませんwww
5.ちなみに。
メガスポーツでたまに聞く、
「240km/h巡航」というやつ。
ZX-14RやGSX1300Rなら可能らしいですが、
少なくともR1では危険すぎてとてもじゃないですがそんな速度は出せません。
というのも、SSってその速度域ですら平気で曲がろうとするんです。
もっと直進安定性が高いバイクでないと、240km/h巡航はできないと思われます。
まあどこでやるんだって話なんですがwwww
6.疲労感
風防がツアラーと比較した場合そこまで良くない故に、疲労感はそこそこあります。
やはり風切音とダイレクト風アタックが効きますね。
あと、乗車姿勢的にも長時間あの前傾姿だと次第に手首が痺れてきます。
下りた後は首や内股もプルプルしました(笑)
あと、個人的には尻がクソ痛かったですwww
これは意外。
Ninjaのシートが本当に柔らかすぎた説は否定できません。
ただ、信号停車の無い高速道路なので間違いなく一般道よりかはマシです。
ロンツー行くなら、
SSは高速道路の方が高い金払うだけあって疲れにくいと言えるでしょう!
一見鬱陶しい風も、見方を変えれば高速走行による充足感を得るための一要素、と捉えることもできなくはない・・・!?(笑)
7.まとめ
・速度はさすがリッターSS。圧倒的パワーの走りで心の余裕がハンパない。
いざとなったら危険車両から一瞬で逃げることが可能。
6速からですら頭のおかしい加速をする。
・高速道路では空力的にはツアラータイプのバイクに比べて不利。
ただしレーシーな姿勢を取ることで風防に隠れ、凌ぐことは十分可能。
・高速走行の燃費は約20km/h。変にエンジンを回すと悪化する。
TRIP F(残燃料3L) が出てから60km走行できたのは実証済み。
相変わらず燃料計が無いのが肝を冷やす要因かも?
・240km/h巡航は危険すぎてできない。
・疲労感は一般道よりはマシだが、
高速特有の風疲れ、長時間同じ姿勢による疲れや痺れが出る。
シートが決して柔らかいわけではないので尻が痛くなるかも。
こんなところでしょうか。
やはりリッターSSは良くも悪くもロマンと夢の塊です。
決して安くはないし、免許も大型二輪が必要、
そして常に自制とそれ相応の技術を求められるリッターSSバイク。
ですがそれに見合った凄まじいポテンシャルと所有感は、
なかなか他のバイクでは得られない唯一無二の物になるでしょう。
SS買うか買わまいかで悩んでいるそこのあなた!
悩んだ時が買い時です♨
SSの世界へどうぞいらっしゃいませ(笑)
この記事が少しでも誰かの役に立てたら光栄でございますw
以上、如月竜也がお送りしました!
年内もう一度どこか行きたいですねー
ではこの辺で!
諏訪湖とR1がお見送りします。