如月です。
本日のテーマは
休日の過ごし方:首都高速編でございます。
お、首都高のお勧めスポット紹介か?
とピンと来た方は是非とも、
高速道路で休暇を満喫??
ナニイテンダ(0w0)!!?
という方もまあ固定観念はここで捨て置いて是非ともご覧下さい。
※この記事での首都高速の案内画像にはGoogleMapを利用しております。
もくじ
首都高速とは
南関東在住であればまず知らない人はいないでしょう、
東京23区を中心に網目のように張り巡らされている自動車専用道路のことです。
<画像元:首都高道路交通状況マップ|mew-tiミューティー>
大阪で言うと阪神高速のようなものです。
環状路と放射路で構成されているのが最大の特徴です。
放射路としては例えば
1号:羽田線
とか
3号:渋谷線
とかがありますね。
この放射路は8号線を除き1から11号まであります。
(8号線は存在しないくらい短いので路線案内にはありません)
環状路としては
C1:都心環状線(都環)
C2:中央環状線(中環)
が首都高の環状路ですね。
CはCircleの頭文字Cです。
ちなみに、
C3は東京外郭環状道路
(通称:外環道)
C4は首都圏中央連絡自動車道
(通称:圏央道)
として存在しております。
その他、
埼玉県に入ると「S」
神奈川県に入ると「K」
といった感じで頭文字が路線名に付くのも特徴ですね。
例えば1号羽田線は大師を過ぎて神奈川エリアに入ると
「K1」首都高神奈川1号横羽線
となります。
5号池袋線は埼玉エリアに入ると
「S5」首都高埼玉大宮線
になるといった具合です。
特に神奈川は上記画像を見ての通り東京部分と遜色ないほど発展しており、
この後ご紹介する
「横浜ベイブリッジ」
や
「大黒PA」
も神奈川県横浜市に存在することから、
一重に首都高速と言っても東京だけではないという点は押さえておいてほしいと思います。
首都高で何するの??
さてこの首都高速。
特に馴染みのない方は単なる高速道路じゃん、と
思いがちなことでしょう。
しかし。
他の自動車専用国道と比べて、
首都高速道路は日本の首都、東京を這うようにして整備されている為、
他ではまったく見られない新しい景色を見ることが出来るのです。
つまるところドライブ。
大都会の中を車で駆け抜ける。
東京ならではのドライブが楽しめるというわけなんです。
首都高の魅力
大都会東京の中を駆け抜ける首都高
日本の首都、東京を中心に張り巡らされた首都高速はその性格上、都心部を突っ切るようにして建設されています。
ですから見ての通り、超高層ビル群の中を駆け抜けるという他の道路ではまず見られない景色を見ることが出来るという訳なんです。
特に都心環状線(C1)は大部分が高層ビルのど真ん中を通っていて初見では驚くことでしょう。
芝公園付近では「東京タワー」も間近で見ることができます。
<都心環状線から撮影した東京タワー。撮影者:如月>
超高層ビル群から湾岸エリアの海際まで
ビル群を1歩抜ければ、臨海副都心湾岸エリアが顔を覗かせます。
首都高湾岸線(B)は横浜から千葉まで延びており、沿線には臨海副都心の台場、青海、有明などが並びます。フジテレビもこの湾岸エリアで見ることが出来ます。
他では見られない特殊構造な道路。PAやJCTも特殊。
都心の容量の無い場所に敷設された高速道路故に、他の道路では見ることの出来ない珍しい構造のパーキングエリア(PA)やジャンクション(JCT)を見ることが出来ます。
C1に存在する橋桁なんかも珍しいかもしれません。
同一方向の2車線の間に橋桁があるんですよ。
普通なら安全面の観点とかでまずこんな設置のされ方はしないでしょう。
※対面通行ではありません。2車線とも同一方向です。
場所はC1の京橋とか中央区付近。
ドライブにオススメの日は?
日曜日をイチオシします。
物流業界、その他一般的な企業が休みなので交通量が少なく想像以上にスイスイ走れ、同じく交通量が少ない深夜帯とは違う楽しさを満喫することができます。
特に昼間というのがポイント。
・大黒PA
・横浜ベイブリッジ
・レインボーブリッジ
等々の絶好スポットを経由できる上、
これらのスポットは昼間でも景観がとても良いです。
深夜帯も交通が少なく走りやすいのですが真っ暗なので夜景は綺麗ですが反面、
私らのようなちょいとかっ飛んでいく輩が出現しますから、
そういう意味では穏やかにのんびりドライブとなると少し毛色が変わってきてしまうので注意。後述しますがPA等も風変わりします。
魅力的なスポット
芝浦JCT~レインボーブリッジ~芝浦PA
言わずと知れた封鎖云々のレインボーブリッジです。
首都高は最上層を駆け抜けます。
そのため下道側にあるループ等はパスして一番上から臨海副都心を一望できる、まさに最高の絶景スポットです。
昼は海の青とビルの銀のコントラストが。
夜はビル群が織り成す夜景が待っていることでしょう。
※ただし、決して路肩にクルマを停めて撮影などはしないように。
高速道路は停車禁止です。
このレインボーブリッジを使って湾岸線方面を行き来することも勿論可能。
湾岸線方面より、有明JCTで都環(C1)に向かう方向に走ると芝浦PAに立ち寄ることが出来ます。
(C1、芝浦JCTからレインボーブリッジ経由で湾岸線に向かう逆方向からは入れないPAです)
画像解説
①レインボーブリッジを渡ってC1方面へ向かう途中にPAの案内が出てきます。
逆方向のC1から湾岸線へ向かう場合は入ることが出来ません。
②順路に沿っていくと、このように本線下をぐるりと急勾配急カーブで潜るような形でPAに入ります。
③さらにそのまま進めば芝浦PAに到着です。
入り方やその位置柄からか、秘密基地のような独特の雰囲気を楽しむことが出来ます。景色こそ見えませんが、出入りも急な坂を急なカーブで上り下りするのでこれも斬新と言えるのではないでしょうか。
如月も芝浦にはよく立ち寄りますよ(笑)。
黒いFDをもし見かけたらぜひ声かけてください!(笑)
ちなみに夜になると雰囲気ががらりと変わってこれまた独特な雰囲気を醸し出す走り屋たちの秘密の集会場みたいになるのもこのPAの特徴です。
※ちなみにこれ、2枚目の写真のように「通路(白と黒のRX-8が停まっているところ)」にクルマを停めるとあっという間に警察がスッ飛んできてPAが閉鎖されます。
閉鎖されたPAはその夜はもう開かないも同然になってしまいますから、迷惑駐車だけはしないようにしましょう。
本当の意味で他の人に迷惑が掛かります。
(如月は立ち寄ったPAが悉く封鎖されててそのせいでトイレに行けず危険な思いをしたことがあります・・・)
辰巳JCT~辰巳第一PA
<辰巳第一PAより、S15シルビアと臨海副都心のタワーマンション。撮影:如月>
湾岸線を東行きに走ると、東雲(しののめ)を越えたあたりで辰巳JCTが現れ9号深川線に分岐した直後に辰巳第一PAがあります。
画像解説
②この分岐が目印。JCTとしか書いてないので惑わされないように。
よくよく見れば、本線の上に位置するPAが見えますよ。
③そのまま進行して到着。
こちらが辰巳第一PAです。
湾岸線の本線上に建築されたPAで臨海副都心のタワーマンションが一望でき、特に夜景スポットとして人気です。
冒頭の写真のような風景もバッチリ撮影可能ですよ。
スポーツタイプのクルマは特に映えますね・・・(笑)
ちなみに辰巳第二PAもありますがこちらに立ち寄るには一度新木場方面へ走り去り首都高を降りてからまた乗るか、もしくはC2を外回りで葛西JCTを湾岸線西行きに入る必要があります。
(考えられるルートとしては箱崎JCTで6号向島線に入り両国JCTと堀切JCT経由で→C2→葛西JCTを西行きに入る)
辰巳第一PAはC1から浜崎橋及び芝浦JCTをレインボーブリッジ方面へ行き、有明JCTで湾岸線を千葉方面へ行く、、、とイメージ的に分かり易いのですが、
こんな感じですね
辰巳第二は箱崎JCTを経由しつつ向島線からC2へ入らねばならず初心者にはイメージがしにくい上、入るために手間がかかるのに加えてとどめにフェンスがあるため写真撮影も映えがイマイチです。。。
向島線区間、C2区間ともに直線が長すぎて嫌になるのも如月的にはマイナスポイント。
湾岸線も直線長い?
いや確かにそうだけど辰巳第二に大黒ほどの魅力は無いのが足を遠のかせているんです!
行けばわかる。大黒(後述)の魅力。
行き方の一例。
一例とはいえ、「最短かつ首都高を降りないで」
となればおそらくこれ以外の方法は無いのでは?
中々遠いです。直線で眠くなります。
特にC2沿線は何も見えないので余計に・・・zzz
ルートも制限される為、あまり第一に比べて第二が賑わってないのはなんとなくこの辺に理由がある気がします。
<快晴の辰巳第二PAにて愛車RX-7とタワーマンション。撮影:如月>
第一と第二比較
見ての通り手前のフェンスが第一にはありませんので第二は映えが微妙です、、、昼夜違いは勘弁してください泣。
ということで辰巳第二の写真ではPAではなくFDを愛でてあげてね!(殴
大黒PA~横浜ベイブリッジ(横浜市)
湾岸線ないし1号横羽線(K1、生麦JCTにてK5へ)から来ることが可能。
都環(C1)方面から手っ取り早く来る場合は、湾岸線を西行きに車を走らせることで到着可能。
先ほどご紹介した辰巳第一PAとは逆方向ということですね。
ループ上の分岐路がPA直上を走っており、PAはすり鉢状にループ降下した先にあります。
大黒JCTを兼ねている為何といってもこの分岐路が最大の特徴にして魅力です。
<大黒PAに集う車たち。以下撮影:如月>
そしてご覧の通り広い駐車場も合わさって走りに来た人の集まりやすい場所にもなっており、特に日曜日昼間ですと普段はお目にかかれないようなレアな車たちに安全に出会うこともできます。
大黒の醍醐味はまさにこれに尽きる!
日曜昼の大黒にて。
今となっては希少となったFD型に加えなんと更に希少なFC型と、新旧RX-7の並びが見れました。
至る所にカッコイイスポーツカーやスペシャリティカーが並んでいます。
知っている人はもちろん、クルマをあまり知らない人でもプチモーターショーのようなこの雰囲気は楽しめるはずです。
ロータリーの祭典でしょうか・・・!?
シボレーのコルベットがこんなに集まっているのはなかなかお目にかかれません。
そして現れる
アヴェンタドール・・・!!!
RX-7が霞んで見えてしまう存在感・・・!!!
※アヴェンタドールの新車価格は4,500万円~です。家が建ちます。
と、ざっと上げただけでもこれだけのクルマがやってくる車のメッカみたいな場所なんです。ぜひ一度は足を運んでほしいスポットです!
正確にはこの大黒PAがある大黒埠頭と横浜を繋ぐ橋となっています。
ベイブリッジからも横浜みなとみらいが見えるためこれまた景色は抜群。
箱崎JCT~箱崎PA
箱崎JCTはこれまた奇妙なJCTで、なんとロータリー式になっています。
(箱崎ロータリーとも呼ばれています。ロータリーエンジンではありませんよ)
ですから行きたい方向を間違えたらもう一周してやり直すことが出来るんですね。
しかもこのロータリーの存在により、箱崎・浜町・清洲橋の各出入口は6号向島線・7号小松川線・9号深川線のいずれの方向ともアクセスが可能となっています。
※それゆえに交通の要衝となっているため普段はかなりの渋滞箇所になっています。
入り方の例として9号深川線(都心方面行き)からの入り方をご紹介します。
画像解説
①本線走行中に分岐路に箱崎出口の案内がありますのでこれに従い分岐に入ります。
※辰巳同様PAの案内はないので注意。
②分岐を下るとやがて一時停止の道路標示がありますので止まります。
ここからが箱崎ロータリー。
③左(一時停止を直進)方向に出口、
右方向にロータリーが現れます。
行き過ぎた!
となった場合はこのまま回るようにしてしばらく走ると、
画像のようなUターンの案内が出てきます。
これを利用することで間違えてもぐるぐる回ることが出来る、というわけなんです。
↑箱崎ロータリー転回路の案内
ちなみにC1外回りから箱崎JCTの箱崎ロータリーへ向かう方法はほぼ不可能です。
理由は簡単、100mくらいしかない分岐路から2車線跨いで1番左の合流路から1番右の分岐車線まで行かなければならないから。
最後の画像にその一部が載っています。
これ!!
ダンプカーの影に合流路が隠れているので別画像で解説します。
①C1より箱崎出口方面へ分岐します。
②そして降りてきた先が・・・
これ。
左手に本来降りてくる合流路が見えます。
そして画像奥には既に先ほどの分岐路が見えると思います。
この区間、想像以上にかなり短いです。
如月も初見とはいえ、あまりにその短い車線変更可能区間に加え後続車がビュンビュン来るため余裕で通り越してしまいました。
※なのでFDと箱崎PAの画像が無いんですゴメンナサイ・・・。
ですので、辰巳第一に寄ったその足で箱崎に向かうことのできる9号線からの箱崎PAの入り方をオススメしているという訳なんです。
9号線からなら安全にロータリーに入ることが出来ます。
注意点としては見ての通りかなり複雑な構造なので、
一時停止の標識及び赤点滅信号の見落とし、
また逆走等に注意して欲しい点です。
初見ではほぼほぼ意味が分からないと思うので気をつけてください。
あとC1から箱崎ロータリーに初見で一発進入できた方はコメントください。
ものすごい勢いで褒めちぎり、以後先輩と呼ばせて頂きます。殴
一般道から見るとこんな感じになっています。
大黒PAよりもなんかこう、
男心をくすぐられる「なにか」を秘めていると思いません?(笑)
東京湾アクアライン(CA)~海ほたるPA
先ほどの湾岸線を大黒方面に行く途中で川崎浮島JCTが存在します。
このJCTを木更津方面へ走ることで東京湾の下をくぐるアクアライントンネルに入ることができます。
しかし残念なことにアクアラインが海の上に出るのは東京側からですと海ほたるPAからなので、千葉方面から来れば辺り一帯海な景色が見れますが東京方面(川崎浮島JCT)から来るとずっっとトンネルの景色になってしまうのが地味な欠点です。
しかし海ほたるPAはぜひ1度足を運んでいただきたい。
周囲はPA以外何もありません。
このように、
海のど真ん中に立っているかのような不思議な感覚に浸ることが出来ますよ。
その規模はSA(サービスエリア)並み。
最早ガソリンスタンドが無いサービスエリアです。
たくさんの飲食店やお土産店が入居していますので買い物や食事には困らないのではないでしょうか。
見ての通り景色も抜群ですので、通行料こそかかりますが是非行ってみて下さいね!
通行料は、首都高速の通行料に加えて別途800円(ETC)がかかります。しかしそれを渋っていて今まで来なかった如月は、先日足を運んでなんと勿体ないケチりをしていたんだと後悔しました。(笑)
ちなみに海ほたるPAでは元来た方向に引き返すことも可能で、引き返した場合もそのまま対岸まで走っても同じ料金です。
アクアラインの先にある袖ヶ浦市にはカルフォルニアになぞらえた「袖フォルニア(チバフォルニア)」なる、絶好の撮影スポットがあるらしく今度行ってみたい所です。
<画像元:MOTA>
その他番外編を集めてみた
大橋JCT
<画像元:NEXT MOBILITY>
(3号渋谷線~都環~中環)
目黒区大橋にありますこちらのJCTは、目黒天空庭園の建物内部をループする構造で建築された、地下深くにあるC2山手トンネルへアプローチするためのJCT。
C2から出るときは上り、
C2へ入る場合は下りとなります。
<画像元:ラジエイト>
きつい勾配、きついカーブを上り下りすることになるこのJCTは、
他ではなかなか見ることはできないでしょう。
ちなみにその勾配とRの急さから横転事故が以前は絶えず、
大型トレーラー等が横転して長期通行止めになる事故が多発していました。
ですので通行の際は安全な速度で通行をお願いします。
また、C2と3号線を結ぶだけありこの大橋JCTはかなりの確率で渋滞しています。
下りはともかく、C2から都環方面または渋谷線に行きたい場合は4号新宿線の西新宿JCT同様に延々と上り坂になりますから、MT車の方は相応な覚悟が必要になります。
美女木JCT
(大宮線~外環道)
<画像元:乗りものニュース>
前代未聞の交差点型JCTで、なんと信号機で制御されている平面交差のJCTになります。つまり高速道路にも関わらず信号待ちがあるのです!
他に信号制御で分岐するJCTは首都高にはありませんから、これは非常に珍しいと言えるでしょう。
ただ、信号待ちがあるのは首都高⇔外環道に用がある人のみ。
そのままそれぞれの本線を走行する人はこの信号機を見ることは無いでしょう。
<画像元:Wikipedia>
首都高速の注意点
週末や祝日前の夜は初心者には危険
週末かつ夜になると一部の走り屋みたいなのが沸いて出ますので、ノロノロ走りをしてしまうと邪魔者扱いされます。
(上手い人はそのまま遅い車なんて居なかったかのようにパスしていきますが。)
運転に不安がある方はこの時間帯は行かないことをお勧めします。
また先ほどお勧めしたPA各種も、走り屋のような車で埋め尽くされ独特の雰囲気に風変わりします。
まだそれだけならいいんですが。場合によってはPAを封鎖されてしまうことがあります。そうなると一転して楽しめるものも楽しめなくなってしまいますから、週末の夜は夜景等のドライブ目的なら外したほうが良いでしょう。
料金体系について
首都高速は高速と付くように有料道路になります。
ですが首都高が他の高速と違うのは、
「一度料金を払えば同じ場所を何度も走れる」という点です。
都環C1、中環C2を始めとする環状路の存在により一度通り過ぎた場所も道さえ間違えなければ基本的に何度でも走行可能なんです。
※アクアラインは別料金なので注意
ですから極論、C1をぐるぐる回り続けても均一料金。
ガス欠まで走り続けても料金は同じです。
これを利用して夜中に爆走するのが俗に言う「ルーレット族」です。
上記の注意点で出てきた夜に現れる云々の、です。
彼らは法定速度を無視してレースまがいの法外速度で他車に接触寸前とかですっ飛んでいく、文字通り「爆走」するから規制の対象になり得るわけです。
普通にドライブを楽しむ分には問題ないのでご安心を。
たとえば、
ということも可能なわけです。
これを利用すればお勧めスポット全てを回ることも可能。
道さえ間違えなければ、ですが(苦笑)
速度超過(事故・違反)に注意
首都高速は高速と言う名前がついてはいますが、制限速度は殆どの区間で50km/hです。
急カーブ等の連続区間では40km/hになることもあり、湾岸線等直線箇所を除けば全線が一般道と同じ60km/hで規制されているのです。
けれど周囲は80km/h~で流れている。下手に遅い速度で走る方が邪魔者扱いされるし、交通容量低下の原因になります。
ですから、流れに乗っているときは流れに乗りましょう。それでいきなり捕まるということも珍しい話。
ただし、単独走行中に制限速度を大きく上回る速度(40km/h超過、90km/h~以上で走行中)で検挙された場合はやばいです。
高速道路上にて40km/h以上で検挙されると赤切符。反則金ではなく罰金を支払い、かつ免許停止の処分を受けます。
罰金ということは道路交通法違反の前科が付くということ。非常に重たい。
つまり首都高の速度超過で捕まった場合は殆どの場合もう車に乗れなくなるほどの大ダメージを受けるんです。
しかも昨今は移動式オービスが流行で、これも首都高速には配置されていることがあります。
移動式オービスは従来のオービスと異なり10km/h超過でも検挙されると言われており、これが真実であれば70km/hで、、いやそれ以下でも捕まる可能性があります。
元々C1なんかは急カーブが連続していますし、路肩も無くエスケープゾーンが無いという意味では普通の高速道路よりも危険な面もあります。
ですから捕まる云々抜きにしても、速度超過で事故を起こさないためにも安全運転に努めてください。
楽しいハズのドライブが一転してクルマはほぼ廃車になるわ、物損で免許点数は消えるわ、怪我をすれば病院代がかかるわ、相手がいて人身事故になったらもう最悪ですよ。
道を間違えたり降りてしまったときは?
JCTを間違えただけですとか、まだ放射路の末端まで行っていなければ大概がC2などの環状路で帰ってくることができます。
ただし、間違えて出口に行ってしまった場合は残念ながら戻れません。
もう一度料金を支払って再入場する必要があります。
また、C2等でカバーできないエリアまで外に出てしまうと追加料金なしでは戻れません。
その先は戻ってこれても首都高から外れてしまい、別料金を徴収されることになります。
例えば極論を言えば誤って3号線に入ってしまい大橋JCTも通り越した場合はもう戻れませんが、そのまま用賀から先東名高速まで突入し、海老名JCTで圏央道(C4)に入り八王子JCTで中央道に入り、そして高井戸から先4号線へ・・・・
確かに出来なくはないですし高速道路を下りていませんが、、、
もう考えるだけムダですよね。
路線総距離は110km前後。時間も1時間以上かかります。
この場合はおとなしく池尻で降り、三軒茶屋で乗りなおすのが良いでしょう。
あ。
池尻と三軒茶屋はそれぞれハーフインターチェンジなのでこれも注意。
首都高には片側方面のみの出入り口ってのがかなり多く存在します。
その他の注意点
そもそもの話・・・
①クルマ持ってないんだけど
カーシェアリングがオススメです。
ドライブは確かに自分のクルマを持つ人の特権ではありますが、だからと言ってレンタカーで行ってダメな理由など無いのです。
こちらのサイトから格安のレンタカーを検索することが出来ます。
自家用でなくとも日曜しか乗らないとかなら、むしろレンタカーの方が経済的です。
如月君はRX-7に維持費だけでレンタカー1週間丸々借りれるくらいの金額払ってるくせに乗るのは2週に1回くらいだからね!
経済面でもレンタカー、お勧めですよ。
②免許持ってないんだけど・・・
取ってください。(真顔)
運転免許は最も信憑性のある身分証明証としても役に立ちます。
いざ車を運転しなければならないという状況になった時に免許が無いんじゃ話になりません。
合宿免許は2週間で実技と学科を集中的に覚え、卒検まで一気に取ることが可能。
あとは住民票のある都道府県で筆記試験を受けるだけです。
また、何も免許を持っていない状態ですと本来30万円近くかかる運転免許教習ですが、上記サイトから20万円台で取得することも可能です。
特に学生の方は時間があり余っていると言っても過言ではありません。
あの時とっておけばよかった。。。
という声は良く聞きます。
就職後も営業車、社用車などを運転する場合もあります。
東京にいるから免許は要らない、では通用しないんです。
むしろ東京にいるというのに首都高にドライブに行かないなんて、大学時代の如月が聞いたらブチ切れるレベルです。
東京にいるからこそ、運転免許取って首都高でドライブしてください。
必ず真新しい世界が見えてくる。
如月がこの身をもってお約束しますよ。
さあ、あなたもこれで首都高デビューです・・・!
以上、
如月流休日の過ごし方:首都高編でした。
読者の皆様とどこかのPAでお会いできる日を楽しみにしています。