如月です。
本日は「引越し」についての記事です。
特に業者に依頼する場合の引越しについてを言及。
かつて私が経験した災難もここで語っておりますので、
本格的なシーズンイン前に役に立てば幸いです。
目次
時期は3月~4月はできれば外す
この時期は
進学
就職
人事異動
のオンパレードですよね。ですから住居を移る方も多い。
同じ理由で秋の異動期である9月前後も外したほうが良いですね。
何せ需要が泣く子も黙るくらいの過多な繁忙期なので、必然的に物凄い額をとられがちです。
ですがこちらも引越しが必要だから引っ越すわけであって。
予約できたら恩の字なんて状況にすらなるわけですから、かなり高くとも金を払わずにはいられない。
ですから繁忙期である3月~4月は極力外し、
1月~遅くとも2月初旬までには引越しするのが吉でしょう。
ただ当然前の住人の退去の日付とか今の勤務先の事情とか(特に地方が変わるレベルの異動ではこんな事前移動は無理)色々あると思うので、この辺は難しいですよね・・・
あくまでも日程に融通が利くなら3月は外そう、
ってくらいに思っておいてください。
複数社から見積もりを取る
この方法はゲスいですが少しでも値切る為には必要不可欠です。
閑散期には絶対的に効きます。
逆に言えば1社だけから見積もりを取るのは危険です。
1社だけから見積もりを取っても高く見積もられて当然。
ただし業者も仕事ですからありとあらゆる手で他社切りをしようとします。
一番こちらの都合が良いやり方は、
見積もり日時をブッキングさせてオークション形式にしてしまうことです。
(反面、業者からすると最悪ですが。)
まあ気にする必要も無いでしょう。(笑)
ただ他社がいると金額の話を積極的にしてこなくなる上、吟味する時間が無くなるので冷静な判断が必要です。
話し始め前に「今日この場では決めない」、と明言するのもアリかと。
また事前に相場を調べておかないと、業者同士で示し合わせて高い金額をそれっぽく提示してくる可能性もあるので十分ご注意を。
何食わぬ顔でブラフを仕掛けることの出来る方は1社だけ呼びつけて下記の方法を取ると良いでしょう。
値切り交渉
比較検討したい消費者心理とは裏腹に、業者は(閑散期は特に)1番手の自社で決めてしまいたいという心理ですから必死です。
「今この場でOKしてくれるならこの価格で」
というよく商談の席で使われる魔法の言葉を使うこともあると思います。
一度比較検討した後ではその価格では応対しないよ、というやつですね。
この言葉をより強く効かせるためには
「このあとも業者来て見積もりあるから一旦考えさせて」
と言いましょう。(遠回しに「帰れ」でもOK)
何食わぬ顔で1番手相手に「3社目だけど1番高いよ」などとブラフを仕掛けられる人はもう何も心配要らないです(笑)
繁忙期ならまったく無意味(むしろ引越しの予約すら取りにくい需要超過だから)ですが、閑散期であればこの後の業者に予約を取られるのだけは避けたい。
だからその言葉の後に出てくるのは
1.諦めて帰る
2.更にロープライスの提示
の二択です。
如月の体験談
2017年に仙台市泉区から多摩市へ移住した如月ですが、
その際の見積額は当初は13万円でした。
(距離が400kmを超えるため基本料金だけで10万円程度かかってくるらしい)
そこで見積り当日、
予定の時刻より早く現れて、
早くも契約段階に持って行こうとする営業マンに、
「午後も明日も他の業者の見積り依頼してるし、他社比較の上で検討したいからとりあえず帰ってくんね????」
とお帰り願おうとしたところ、何やら上層部と連絡し始め・・・
最終的に6万8千円まで値切ることに成功しました。
結果、来た直後は13万とか言ってたくせに半額になりました。
閑散期は徹底的にゴネてやりましょう。
あと荷造りですが、そもそも就職を機にする移住のため時期がはっきりしていたので3ヶ月くらいかけてゆっくりと1箱1箱荷造りしていました。
これを業者にまかせるととんでもない金額になりますから、
できるだけ荷造りは自分でやるようにしましょう。
上記はあくまでも業者が箱詰めの荷造りするのは無しで、
大きなものを簡易梱包してもらうのみの値切り例になります。
(冷蔵庫、洗濯機、ベッド、食器棚、衣装ケース、自転車等)
搬出と搬入
それでは実際に引越し当日になったときの話です。
なおここでは距離400km以上の遠距離引越し特有の注意点を挙げます。
※特に搬入
なぜかというと遠距離ですと業者も一度回収した家財を、別の地方ごとへの大型トラックに積み替える作業があり、1日以上の中日があるためです。
ですから積み込んだトラックそのものが移住先に来てくれる1日で終わる近距離引越しの場合はちょいと状況が変わりますのでご注意ください。
搬出時の注意
まず搬出。
当初前日に11時という連絡が来たため待機していましたが待ってても来る気配がない。
おかしいと思い連絡を取ると遅れており、結局2時間遅延して13時になってしまいました。閑散期ですらこの有様ですから、繁忙期なんか時間予約なんてあってないの同義でしょう。
指定時刻になっても業者が現れなかった場合は直ちに連絡を取ってください。
搬出時はそれで2時間遅れるのが分かっていた為、やり残していた作業に充当できたのでなんとかなりました。
搬出後は部屋に何もなくなるため、その日のうちに移動しないのであれば部屋に泊まるのはほぼ不可能なので注意が必要です。
自家用車をもっていない場合の遠距離引越しの場合は特に注意。
自家用があればまだ最低限の小物を残して泊まるのも不可能ではないですが、
身一つであればどんだけ大きくてもスーツケースが運べる限界でしょうから、持ち運ぶものに制限が出来ます。
※ちなみに如月は搬出後の部屋は見た通り本当になにも残らず、また家具による防音、保温性が0だったので寝袋による宿泊は諦めてホテルに泊まりました。
翌日に鍵の返却だったので、その日のうちに東京に行けなかったわけです。
カーテンも無ければ座布団一つ無い凍える寒さ
風呂に入ろうにも着替えはともかくタオルも洗剤等衛生用品が片っ端から何も無いわけですから、
家財搬出後の部屋には基本泊まることはできないと思ってください。
搬入時の注意点
移動日を挟んで違う日に、
搬出と違うスタッフが来る場合は必ず前日に確認の連絡を入れてください。
明日の何時に来るのか?と。
搬出時は11時という連絡があったので対策できましたが、
搬入の際はあろうことか連絡が無いのに如月は放置してしまいました。
結果、何が起きたのかというと。
日中に業者は来ませんでした。
家財の無い新居で友人Sをお手伝いに召還までしていたのにまったく来る気配が無いまま日が沈んだのです。
どういうことなのか訳が分からずここでやっと電話したところ、
「18~19時の到着になります」
というとんでもない宣告をされてしまったのです。
常識的に考えて夜7時に家財の搬入なんて誰が認可するんですか。
するしかないからやりましたけど。。。
結局夜に爆音を立てながら家財搬入。
近所迷惑甚だしい中、
段ボール等に生き埋めにされそうになりながら片付けが終了したのは夜中の2時。
友人Sも途中で終電が危なくて帰ったほど。
せめて昼間の14時とかに来ていれば同じ時間経過でも21~22時には終了していた計算になります。
これにはさすがに頭にきました・・・。
如月が業者利用の引越しで一番注意してと言いたい事
上記を読んで頂いた方にはもう察しが付いたと思いますが、
引越し業者は時間を守りません。
・営業マンが予定時刻の45分前に現れる(他社蹴りを狙ったか?)
・搬出が2時間遅延して来る。搬出終わりの時刻に狂いが生じてぶっちゃけ迷惑
・搬入が「夜」に来る。常識ハズレも甚だしい。予定全キャンセル。
ですから、特に搬出搬入の際は必ず前日に電話して時刻の確認が必要です。
本来であれば業者が行うべきことですが、それをアテにしてても上記の通りです。
更に言えば事前に連絡が無かった場合は相当ヤバいと思った方が良いです。
前日に連絡が来なければ多少非常識な時間でも電話して問い合わせるべきです。
事前連絡を寄越さない方が余程非常識極まりないので気にする必要はありません。
容赦不要で夜10時とかに電話してやりましょう。
まとめ
・繁忙期は極力外す。値切れるものも値切れない。
・見積りは1社からだけでなく複数から取る
・荷造りは極力自分で済ませておく(不要なものの処分も重要)
・業者の来る前日は必ず連絡を取り時刻を知っておく
・遠方へ引っ越す際、何らかの理由で旧居に残る場合は宿泊は困難
上記が如月体験談において強調できる注意点です。
今後引っ越しされる際の参考になればと思います。
また今の時代はネットで複数社一括見積が取れ非常に便利です。
如月も上記サイトを用いて引っ越し見積りを取り、
より安価を提示してきた数社の訪問見積りを取った形になります。
更にこちらではネットで見積りを取ることで割引が効く制度も実施中。
これからの引っ越しシーズンに少しでも役立つ情報をお届けできていれば幸いです。
以上、本日の如月でした。