如月です。
本日ご紹介するのは
「水道管凍結防止対策」
です。
東京でまず水道管が凍結するわけがない
そんな固定観念ですごしていた如月は、
去る2018年1月に「自宅水道管の凍結で何も出来ない」を無事実績解除(殴
その日は起床時点で既に雪が舞っているという最悪の状況でした。
雪の日の話
東京で雪が降るということ自体がイレギュラー。
その雪は自重を知らずあっという間に夕方には頭が痛くなるレベルでの積雪をもたらしました。そう、積雪です。降雪ではありません。
桜じゃないです
— 如月 (@Accelerator3sRE) 2018年1月22日
雪です☃️ pic.twitter.com/A9iLQVXBwz
積もり積もった雪はノーマルタイヤのまま走行する法律違反者共を容赦なく絶望の淵に叩き落とし、路上で仕事をしている人間をストレスの頂点へと誘いました。
かつて仙台で当時の愛車アクセラで何度か雪道走行をしたことのある私ですらあの時の「未除雪」道路ではかなり神経を使う羽目になりました。
皆さんも一度経験してはどうでしょうか、
ブレーキが何の意味も成さずにどんどん前の車に突っ込んでいくという状況。
ツイートしたこの日、営業車を運転していた私はちょっとした坂ですらタイヤが路面に食わずにどんどん前に進んでいくというとんでもない状況になり、結果タイヤを縁石に当てて停めるなどこれまた前代未聞な状況を経験しました。
こんの営業用ゴミスタッドレスめ・・・
と悪態をつく始末でしたね。(トホホ・・・)
あととにかく普段雪なんか降らないから、路上のみなさんは日ごろの運転の粗さをものすごい勢いで露呈してました。
・発進時にアクセル吹かし過ぎで空転。しかもスピンしてるから全然進まない
・ブレーキが遅すぎ+急すぎでABSも虚しく追突
・ステアの扱いが荒すぎでドアンダー。対向車線にこんにちわ
私自身が仙台時代に経験したのと全く同じ状況。
雪道経験が無いとあんなもんですと言いたいけどさすがにこれは酷い。といわざるを得なかったです。
水道管凍結
さてその翌日。
生活リズムに合った勤務帯に変更してもらったおかげでどうにか睡魔を振り払い起床した如月は、さっそく顔を洗ってコンタクトをつけねば、と洗面所で蛇口を捻ったところ。
水が出ない。
おい・・・水道凍結して水出て来ねえぞ・・・?!
— 如月 (@Accelerator3sRE) 2018年1月25日
という凶悪な状況に置かれてしまいました。
は?と思いながら昨晩ちらっと見たニュースが頭を駆け巡る。
最低気温 -6度
あーーっ!
(心の叫び、というか当時はその場でリアルシャウトしてました)
前年までの癖で水抜き栓のスイッチを探そうとしますがそんなものは今の家には無い。
完全に詰んでしまいました。
その日は余裕だったはずの出勤を取りやめで水道管復旧に全注力。
俺なにしてんだろうなあ・・・と遠い目で出来ることを模索する羽目に。
しかし復旧させないままではそもそも準備ができないし、仮に無理して出社しても今度は帰宅時に「水の一切出ない家」が「仕事上がりでクタクタ、風呂でも入ってさっさと寝よう」という頭の働いていない状態の私に襲い掛かることになります。
それはまずい。
イラつきの頂点で水道管を破壊しかねない。
ということで仕方なくその日は在宅し、水道管をどうにかして復活させることになったのでした。
水が使えないと起こる悲劇
当たり前ながら洗面所、台所、トイレ、、、
水回りが全滅します。
起床時点でまず顔を洗えません。
手が洗えないのでトイレに行けなくなります。
トイレも1度は貯水タンクの水で使えますが、2度目はありません。
水を使う調理は一切できないし洗い物も不可能。
衣類洗濯も当然不可能です。
我が家は入居時点でウォーターサーバーを導入していますので飲用水に関しては備蓄があるため水が寸断されても一応どうにかなることはなるんですが、震災でもなんでもない状況で水だけ止まってしまうのは本当に困りました。
結局どこが凍ってんのかも分からないまま。
とりあえず「水道メーター付近でも加熱してみるか・・・」という思いつきでウォーターサーバーのお湯やらセラミックヒーターやらをメーターボックス内の水道管に30分ほど当て続けた結果。
不動産屋に連絡したら
— 如月 (@Accelerator3sRE) 2018年1月25日
自然解凍を待て
とか言われてやべえ
とりあえずヒーター当ててるけどこんなんで直るわけないよなぁ、、
ここじゃないとこも凍ってると思うし pic.twitter.com/LZq7K0smrn
なんと↑でどうにかこうにか復帰。
まったく復活すると思ってなかったところへ通水し、トイレの貯水タンクへの放水が開始された音が響き渡り安堵したのでした・・・。
もう勘弁。
対策
東京だから凍結なんかするわけがないとタカをくくっていた為に寝首を掻かれた格好になった如月。
東京だから、関東だからと油断しないことが大切です。
最低気温がマイナスになったら凍結を警戒しましょう。
水を流し続ける
一番古典的ながらも凍結予防になる方法はこれ。
水は動いている状態であれば簡単には凍結しません。配管内の水を常時排出し続ける事で凍結を防ぐことが可能となります。
しかし、、、言わずもがな欠点は無駄な水道代がかかることです。
風呂桶に貯水したとしても1晩あれば満水になってしまうのでもったいない。
如月は水道管凍結後、再度気温マイナスの日を確認して最低気温-6度の日に決行しましたが翌朝浴槽から水が溢れている始末。
凍結しなかったのは良かったですが無駄な水を使ってしまいました。
洗濯に流用しようにも野郎の一人暮らし。毎日洗濯しなければならないほどの洗濯物はありませんし、無駄に洗濯機を稼動させるほうが本末転倒です。
水を流し続ける方法は最終手段と思ったほうが良いですね。
水道管を断熱材で覆う
非常に重要かつ手軽な方法です。
水道管を断熱材等でぐるぐる巻きにしてやれば、ほとんどの確率で凍結を防止できます。
一番良いのは水道管専用の断熱材を使うことですが、
これがまたホームセンターでなぜか置いてないという悲劇に見舞われる始末。
そこで如月はこちらで代用しました。
風呂の浴槽保温用アルミシートです。
厚さ的にも加工するにもこれくらいのほうがむしろベストでは?
という読みは見事に的中。
配管周りを改めて確認したところ地面との支柱が邪魔で意外にも敷設に苦労しましたが、ちょうどいい厚さゆえに巻くのも加工するのも楽でした。
こちらが実際にこのシートを使って覆った水道管です。
テープでぐるぐる巻きにしたためシート自体は見えませんがこんな感じです。
くの字に曲がった箇所が凍結したため、ここを覆うことで現在は凍結から逃れています。
失敗例
ちなみに凍結から復活後、このまま再び凍結されたらまずいと思い如月は手近にあったタオル等を水道管に巻きつけるという手段に出ましたが、
まったく意味なく。
数日後再度凍結。
またしてもセラミックヒーターを30分稼動させて復活させましたが30分無駄な時間と無駄な電力(1200W)を浪費する羽目になり、その後最終手段である水垂れ流しを行使したというわけです。
巻くのであれば保温、断熱材以外はあまり意味がないと思います。
もし手元に何もなければ応急的にダンボールなんかを囲いで使っても良いかもしれませんね。
ただしあくまでも応急。
やるならやはり配管用断熱材やアルミシートをオススメします。
まとめ
水道管凍結の話でした。
基本的に凍結を考慮されていない地域では水抜き栓がない家が大多数と思います。
そういうときに限って悲劇は起こるもの。
何の対策もなければこの時の如月のようにいとも簡単に水道管が凍結し狼狽する羽目になります。
今回ご紹介した断熱材を巻くという方法は一番手軽かつ抜群の効果があります。
まだ自宅になんにもしていない!
という方はこれを機に対策されるのをお勧めします。
というのも、ただ凍って水が出ないだけならともかく、
酷いと「水道管が破裂して水害」になることもあります。
集合住宅で下階や隣室に浸水したら・・・。
非常にまずいですよね。
また、これを機にウォーターサーバーの強さも実感できました。
水道管からの供給がなくともひとまず飲用水を確保できるウォーターサーバーは災害時にも強いと言えます。
実際、昨年の台風19号飛来時に水道供給が止まるかもという状況になってもウォーターサーバーがあったおかげで飲み水の心配はしなくて済みました。
精神衛生上も安心を得られるのでこちらもおすすめです。
そんな如月一押しのサーバーはこちら。
如月宅にも設置されているのはこのコスモウォーターです。
サーバーレンタル代や配送料金、設置代など、
初期費用は全て無料で契約できます。
更に水ボトルが本体下にセットされている為、
重たい水ボトルを高々と持ち上げる必要がないのも安全面でお勧めです。
重量バランス的にも重たいボトルが下にあるので地震等でも転倒しにくいという強みがあります。
また、水ボトルは大きなペットボトルのような使い捨てタイプ(ワンウェイ式)なので、空の容器を返却しなければいけないという煩わしさがないのが魅力です。
水は配送されてきますから、重くて自宅まで運ぶのが面倒という問題もありません。
コスモウォーターのボトル。
ワンウェイ式なので右の使用済みボトルはこのまま破棄してOK。
常に一定温度に保たれた水を供給できるという点でも一度使うと外せなくなるアイテムです。そのまま飲むのはもちろん、例えばカルピスとか作るときに氷が要らないですしお湯も待たずに沸かさず出てきます。
そして万一の災害時でも水源確保ができ、また日ごろから水を飲む習慣ができれば健康面でもデトックスが期待できる・・・と都市部では欠かせないアイテムと言えるでしょう。リスクヘッジという観点からもお勧めです。
※ちなみに電気が絶たれても水は一応出ます。ただし、ポンプで貯水タンクに汲み上げる式なので一定以上の水を使ってしまった場合は汲み上げられず何も出てきませんから、下部の水ボトルから直接取水する必要があります。
以上、水道管凍結対策でした。
今年は暖冬ですが今のうちに敷設しておけば、もし来年極寒に見舞われても安心を得ることができます。
備えあれば憂いなし。
是非ともお役立て下さい。
コスモウォーターが気になった方は
こちらからリンクに飛べます。