如月竜也の戯言

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永遠(?)の命題1、現金とカード 優れているのはどっち??

未だ現金主流なのは日本だけかもしれません。

しかし現金は現金で良さがあると思ったので、

ここでは現金とカードの良し悪しを私如月なりの観念で見比べてみたいと思います。

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 目次

 

 

 

 

 

1.現金支払い

 我が国でも2018年現在でも主流と言える決済方法、それは貨幣を直接取引相手に渡すことで品物を得る、現金支払いではないでしょうか。

 

 最もポピュラーかつ分かりやすい決済方法。

 そんな現金支払いのメリット、デメリットを今一度確認してみましょう。

 

 

現金支払いのメリット

 

1.分かりやすい。

 兎にも角にもこれに尽きるのではないでしょうか。

 

 

街頭で〇〇円の商品を〇〇円で購入した。

 

今の手持ち残金は〇〇円だ。

 

 

 現金は目に見える形で財がそこに存在しますから、とにかく視覚的、感覚的に分かりやすいのです。

財布の中身がダイレクトに購買力に直結しますので、財布の中身の現金以上の買い物は物理的に不可能になり、

使いすぎをその場で抑止できるという面もあります。

 

 10万円のバッグが欲しくても手持ち1万円では買えませんからね。

 

 また人によっては上記の抑止効果か、「現金でなければ使いすぎてしまう」という方もいるようです。

 

 確かに私も20歳になるまでは、財布の中身を物理的に減らすことで物欲を抑制していた(抑制させられざるを得なかった)、そんな経験があります。

 手持ち現金は常時3000円とかでしたね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

2.割り勘の時に便利

 例えば友人とファミレスで食事した際、どちらが(複数人の時は更に複雑に・・・)払うかで面倒なことがあります。

 この際、現金のように融通が利く現物貨幣ですと、非常に割り勘がしやすい。

というか、現金でないと割り勘はできませんよね・・・?多分。

 

 いい歳こいた大人がさすがにその場で割り勘だのなんだのと騒ぐのはアレなのかもしれません

それでもたとえば「ジュースでも買っていきなよ」などと言ってその場で軽く奢るのにも便利

 自販機は基本的に現金しか利用できませんしね。

 駅前ですと交通系電子マネーを利用できるタイプのものが基本ですが、一歩外に出ればもう現金専用、というケースは何も珍しくありません。 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.基本的に使えないお店は無い。

 最大のメリットにして後述のデメリットでもあります。

 日本国内において現金支払いを拒絶する店舗、サービスは2018年現在、殆どないと言っても過言ではないでしょう。

 むしろ、カード払いを拒絶されることの方が何倍、いや何十倍も多いです。

 

 また先ほどのように現金にしか対応していない自販機ゲームセンターの筐体食券を買うタイプの料理店等は現金しか利用できないです。

 どちらかといえば拒絶されるというよりはカード支払い設備、契約が無く未対応の店舗がありますよね。そんな時万一カードしか持ってなかったら・・・ってのを経験したことがあるので・・・。

 

 

 

 

 

 

 

4.渡されると嬉しい+ご祝儀等は現金で渡す風習がある

 最近のイベントとしてお正月がありましたが、日本にはお年玉という文化がありますね。

 あれ、子供にクレジットカードをまさか渡すわけにはいきませんよね・・・。図書カードとかクオカード・・・ってのもなんか違う気がしますし。

 

 あと純粋にお年玉はもらってうれしいものですよね。

 漱石が気づいたら野口になり、やがて一葉、そして諭吉と変化していった様は今思い返しても感慨深いものがあります(何の話だ)。

 

 今だからこそむしろポチ袋の中にアメックスのブラックカードが入ってれば・・・とか思いますが←殴

 

 あとご祝儀とかにもまさかプリペイドカードとか電子マネーを入れるわけにはいかず・・・

 こうした風習、習慣が日本が現金主流な理由の1つだと思います。

 

 

 

 

 

 

現金支払いのデメリット

 

1.手持ち以上の買い物のチャンスが無い+高額支払いになるほど会計で不便

 先ほどの衝動抑制の裏返しです。1万円しかなければ10万円のバッグを購入するには10万円をATM等で引き出してくる等手間がかかり、そもそも10万円持っていなければ購入そのものができません。

 また10万円ならともかくこれが50万円、100万円と高額になってくると現金で支払われると逆に困る店舗もあるんじゃないでしょうか。主に防犯面で。

 拒絶されることはないと先ほど書きましたが、確かに拒絶は無いものの店頭で100万円を会計で提示・・・なんか違う気がしてしまいますね。

 日本では最大金額貨幣が1万円紙幣ですので、会計する側の店員さんも100枚を数える中1枚のミスも許されないという謎なプレッシャーに陥れられます。

 そして購入側も100万円を持ち歩くというリスクを抱えます。

 日本は治安が良いので可能ですが、海外ならいつスられてもおかしくありませんね・・・。

 

少額であれば小回りの利く現金ですが、高額なほど不便になります。

 

 1万円以上の買い物・・・体感的には万券を2枚出さなくてはならないような時点で既に不便と感じます。

 

 

 

 

 

 

2.支払方法の中で財布へのメリットが皆無

 これは私がキャッシュレス主義になった最大の点ですが、

 

支払いをした際に基本的に何一つ得をしないんです。

 

 対比にクレジットカードを挙げますと、クレジットカードは〇円につき〇ポイント進呈という形でポイントにしろ何にしろ還元があります。(税金等支払を除く)

  チリも積もれば何とやら。月10ポイントしか還らなくても1年で120ポイント。ジュース1本は買えるだけのキャッシュバックがあるんです。

 

 ですが現金支払いはポイントカードを除き、基本的に一切何も還ってきません。

 ¥10,000の支払いで1万円札を出したら店員さんに「ちょうどお預かりされてしまい10円すら還ってこないのです。

 誰か¥10,000の支払いで1万円ちょうど出したときに10円返されたという人はお知らせください。多分それは¥10,000の商品ではなく¥9,990の商品です。

 

 

 

 

 

 

3.盗難される恐れがある+落としたら終了

 といってもカードにも当然盗難のリスクはあります。カバンごと持って行かれればどうしようもありませんからね。

 しかしカードであればすぐカード会社へ連絡を入れればカードを止めてもらうことで悪用を防ぐことが出来ます。カードは会計時に初めて貨幣の代替として機能しますからね。

一方現金は盗まれたらそこで終了です。盗難先で現金の利用を拒絶する方法はありません。犯人は何のためらいもなく使用できます。まさか現金に名前書くわけにもいきませんからね・・・。

 

 同じことが財布を紛失したときにも言えます。

 

 財布落とした!!! 

 

 なんてことになれば現金はまず返ってきません(たまに心優しい人に拾われて無傷で返ってくることはあります)が、カードであれば同様に連絡して利用停止さえすれば悪用を防ぐことが出来ます。

 名前も書いてあるので落としても、もしかしたらそのまま返ってくるかもしれない等防犯面でも安定しています。

 手元を離れたらおしまい、というのが現金の最大の弱点ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

4.何円使ったのか把握できない

 家計簿をきちんとつけていて収支を把握し、金銭管理が出来ている人ならば問題ありませんが、そういったことが苦手な人、レシートなんか見ないどころか受け取りもしないという人は現金ばかり使用すれば何円を何に使ったのか一切把握することが出来ません。

 確かに財布の中身以上の買い物ができない現金ですが、無くなったらなくなっただけATMから補充していればむしろ使いすぎを助長することにもなります。

 家計簿つけていないというなら尚更です。

 ていうか家計簿をつけていて金銭管理している人はうまく両者を使い分けることもできますし・・・ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

2.カード(電子マネー)支払い

 では次に、さっきからちらほら出ていましたが、カード類のメリットデメリットについて挙げていきたいと思います。

 また、電子マネープリペイドも今回一緒に考えていきたいと思います。

 尚、クレジットローンに関してはカードとは似て非なる物(具体的にはポイント制度)ですので、今回は取り上げないことにします。

 

 

カード支払いのメリット

1.消費購入の機会を増やしてくれる

 現金とは裏返しの利点です。

 現金は今持っている分でしか消費行動を行うことはできませんが、カードの場合は利用上限額以内に限り、手持ち現金を上回る消費が可能です。

 

 堅っ苦しい言い方になりましたがつまり、手持ち以上の買い物が可能ということですね。

 

 私を例にとると、乗っているバイクが超盗難率が高い「スーパースポーツ」という類のバイクですので、その用具をそろえるのにカードが大活躍しています。

 というのも、バイク用品とか車用品ってのはものすごく高いんです・・・。

 ちなみにここまで買ってきたものの中で最大金額になっているのは(やはり)防犯装備で、

 

 キタコ ウルトラロボットアームロック (¥60,000)

 

が、ヘルメット(¥45,000)を越えて装備品単体としては最高額になります。

 

 現金一括で6万円支払える経済力があればいいですが、残念ながら無理です。

 しかしカードを用いることで、一度に6万円を用意しなくても私はこの最強ロックと呼ばれる防犯グッズを手に入れ、バイクの盗難に関してはかなり安心を得ています。

 そしてカード払いは分割払いにすることで一定の金利はかかってしまいますが、毎月の支出をコントロールすることが出来ます

 6万円を一度に支払えばその月の出費は凄まじいことになりますが、これを6分割して月1万円+金利という支払にすることで出費のコントロールが可能なのです。

 

 

 

 

 

2.防犯面に強い

 現金では落としたらおしまい、盗まれたら悪用されると書きましたが、カード類は紛失を連絡等で届け出ることで利用停止などの措置を取ってもらうことが出来ます。

 

 また昨今ではカードの利用状況はネット上で逐一把握できる時代。

 仮に悪用があればその明細は最短その日に利用速報として所持者の元へ届きますので、おかしい明細があればすぐに対処できますそれが例え情報流出だとかでカード番号が万一他人に知れ渡るところになったとしても、です。今のカードを完全利用停止後に、新しいカードへの移行などの措置がとられることと思います。

 

 更には、ICカードが主流で暗証番号がないと決済できない事も多く、特に決済が高額なほどIC、もしくはサインが必要になります。

 以上の観点からカード支払いは防犯面では現金に比べて固いセキュリティを誇ると言えます。

 

 

 

 

 

 

3.財布がスマートになる

 現金支払いも併用している私ですが、かなり財布がかさばります。

 

 クレジットカード、電子マネー、ポイントカード、現金・・・

 

 お金を貯めるには紙幣入れ(財布)とその他(硬貨、カード)に分けるのが良いなんてよく聞きますが、結局それも二つ入れ物を持ち歩かねばならずスマートではありません。

 

 真にスマートなのは、極論を言えばカード1枚。

 

 外出目的に合わせたカードや電子マネーを1枚だけ持ち歩く、なんてのが究極のスマートなんじゃないでしょうか?

 しかしさすがにここまで徹底できるほどカードは社会に普及していないのと、

何枚かカードを分けているという場合もあるのでこれを達成するのは厳しいですが、

 

 少なくとも福沢諭吉さんを何枚も入れた財布を持ち歩くよりかはカード1枚を胸ポケットにでも忍ばせていた方が遙かにスマートでしょう。

 

 私も財布の中の余計なカード類は減らしたい派なんですが、その一方でどうしてもポイントという言葉に弱く、良い例としては

 Tカード ポンタカード スーパーのカード

等があります。

 また、保険証や運転免許証といったものも貴重品ということで一緒になっているのもかさばりを助長していますが、これ別に持ち歩く人っているんですかね・・・

 自分は忘れてしまいそうでとても今から切り替えられそうにもありませんし、複数の物を持ち歩くのも嫌なのです。そういう意味では財布1つに収まってスマート?

 

 究極的にはカード類や免許証、保険証など全部スマートフォンなどに一緒にできればいいんですけどね。

 そういう意味では今所持しているiPhoneSEは使いやすさで所持していますが、電子マネー非対応のため少し残念です。

 

 

 

 

 

 

4.スムーズな買い物が可能

 例えば現金だけで過ごそうとすれば、電車に乗る際に駅で切符を買うというものすごく面倒くさく時間の無駄な手間が発生します。

 しかしカード、もとい電子マネー、ここではSuicaでしょうか。

 Suicaがあれば残高がある限り、改札口にかざすだけでOK。実にスムーズ。

 あと朝とか電車に間に合うかの瀬戸際で「切符」なんてなればもう一撃アウトですよね。諦めてノロノロ歩きます。乗るはずだった電車が発車する音を切符買いながら聞き流します。頬に熱い何かが伝う気がしますが気のせいでしょう。ああ、今日も課長に怒られる。

 

 またSuicaPASMOは対応カードが限られますがオートチャージにも対応しています。

 当然、利用金額に応じたポイントが付きます。私は東京メトロをほとんど利用しないので持っていませんが、メトロ沿線の方はメトロカードが非常におすすめ。

 

メトロ線に1乗車で〇ポイント

 

というように、なんと電車に乗るだけでポイントが加算されます!

 私は特別区在住でなければメトロ線を利用する機会もない(「新宿」からは丸ノ内線しか出ていません。三丁目除く)ので、

京王沿いということで京王Visaパスポートカードを昨年新しく作りました。

 オートチャージだけでも結構ポイント貯まってますし、なによりオートチャージならチャージする手間すらかからない

 改札前で残高不足で無残にも弾かれる(時によっては改札が詰まって迷惑)という恥ずかしい思いとは無縁です。

 現金でチャージをしている方。その方法、支払方法としては何一つ得をしませんよ。

 切符の方はもうむしろ損してます。

 

 他、高額決済では現金を用意する手間がないため、事実上その場で決済が可能です。

もちろん、現地だけでなく通信販売で支払うときですらも、その場で決済できるので非常に便利です。

 カードを持っていない頃は初期は代引き、そしてATMやコンビニ支払という方法を多用していましたが煩雑この上ない。

 カードに切り替えてからというもの、ものすごくスムーズに会計が進みますし、発送時期が早くなりより早く品物を届けてもらうこともできます。

 通販に関連して、アマゾンマーケットプレイス等の一部サイトではむしろクレジットしか対応してないとかもありますので更に利便性は向上しています。

 今思えば不可抗力とはいえ代引き手数料がもったいなすぎたな、と。

 

 

 

 

 

5.ポイント等の還元がある

 先ほどから何度も述べてしまっていて恐縮ですが、現金で支払えば何も還ってこないですが、カードは利用額に応じてポイントという形での還元があります。

 

 最もメジャーなのは200円につき1ポイント、

=還元率0.5%ですね。

 場合によっては現金+ポイントカードの方が還元率が良い(例えばお店でカードは使えないけどポイント還元が2%とか)こともありますが、

中にはポイントカードとの併用ができたりする場合もあります。

 しかも、公共料金支払いでもポイントを得ることができ、私は家賃を含めほぼ家計のすべての決済がクレジットカードです。

 

 一般的な1人暮らしであれば大体年間200万円以上は消費するかと思いますが、年間利用額が多いほど返ってくる分も多くなります。

 200万円を全て現金支払い、あるいは口座引き落としにしていれば還元はもちろん0ですが、

 200万円を全てカードで決済できたなら、0.5%還元だとしてもその還元額はなんと

 

 10,000ポイント。

 

家計から見れば199万円の支払いに減るのと同義です。

 

 更にはカード会社のキャンペーンでポイント2倍の期間に買い物をすれば更に還元額は大きくなります。

 年間で同じ金額を払うならば現金にメリットは無いというのはこれによります。

 たかが1万円と見るか、されど1万円と見るかは個人の価値観によりますが、1万円あれば相当大きいんじゃないでしょうか。

 

 ちなみに私の主観で考えると、でかい方のバイクのガソリン5回、小さい方はなんと16回無料満タンにできる額になります。

 

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「む?呼んだかn」

 

 

でかいですよこの1万。

 

 

 

 

 

6.支出先が一目瞭然、支払日をまとめられる

 カード会社を介するという性格から、家計簿を最悪付け忘れてもネットで瞬時に明細が見れるので、支出先の把握や家計管理にとても強いです。

(ただし、利用直後は反映されないこともあるのでレシートは棄てないようにしましょう)

 

 また、別個に支払が来ると面倒くさいという場合でも安心。

 例えば水道電気ガス等ライフラインは、毎月固定の日に口座引き落としってのが主流

かつ、それぞれ全く同じ日には引き落とされないかと思いますが、

 クレジットカード支払いにすることで、カードの支払日に支払日をまとめることが出来、口座残高不足、振込み忘れなどのリスクを軽減できます。

 

 

 

 

 

 

カード払いのデメリット

1.限度額が低いと使い物にならない

 社会人ならばあまり関係ないんですが、学生バイトで持っていると上限が低く、良くても20万円までです。

 家賃等で二重に請求が来ていると全く使えない状態になり、かなり不便です。

 一時的に利用枠を増額することもできますが、そもそもの限度額は学生に見合ったもの、(もしくは収入に見合ったもの)が設定されていますので、申請しても正当な理由が無いと通らないことが多いです。

 

 クレジットカードは引き落とし日が利用限度額の回復日ではありません。

 提携金融機関(楽天カードなら楽天銀行)でもない限りは、着金確認のため限度額が戻るのに2~3営業日かかります。

 このため27日引き落としのカードで、金曜日での引き落としの場合、最短でも限度額が戻るのは29日ですが土日を挟んでいるので場合によっては翌月までカードを封印されることもあります

 

 私を例にとりますと、家賃の請求(カードを利用した扱い)が毎月15日に来るのですが、

 

クレジットカードは前月利用分が翌月に支払われる

 

という性質が裏目に出て、利用額を圧迫する事態になりました。

 

 

①1月利用の家賃(12/15に前請求)は1/27に引き落とされます。家1

1/15の時点で、2月利用分の家賃の前請求がかかります。家1+家2

限度額は支払後のおおよそ1/29に回復します。

12/15に請求がかかった家賃と、1/15に請求がかかった家賃で二重請求状態になり、当時20万円しか限度額が無かったカードが逼迫。

 

 この状態になったカードはもはや家賃決済専用カード。外では全くと言っていいほど役に立ちませんでした。

 通販と共用でしたので、毎月15日までに家賃分の空き利用残高が無いと滞納扱いになり、後日銀行振り込み等になってしまいカード支払いをしている意味が無くなるため、

15日までに一度専用ATMで前払いして枠を浮かせなくてはならない時も多々ありました・・・。

 この問題は後に限度額の引き上げが来たため解決しました。

 

 

 

 

 

 

2.支払方法として利用できない時が(かなり)ある

 段々普及を見せているカードですが、まだまだカード支払いに対応していないお店、サービスも多く、カードのみで出かけると支払い不能になる可能性がかなり高いです。

 例えば車で出かけた場合に停めたとする時間貸駐車場。これも一部はカード決済に対応していましたが、まだ現金のみというものが圧倒的でしょう。それでも駅周辺ですと交通系電子マネーが使えたりするのは助かりますが。

 そして税金等、家に投函され金融機関やコンビニで支払うやつ(公共料金とか)でも使えないことが9割以上です。

 これに関しては、電子マネーnanaco」を介して間接的にクレジットカードで支払うことはできますが、設定やnanacoの調達などで準備手間がかかる上に煩雑で、面倒だという人は現金で支払ってしまうでしょう。

 

 nanacoで税金を支払う方法に関しては、以下のリンク先で詳しく解説されていますので、興味のある方は是非ご覧ください。

 

shokonoaruie.com

 

※2017年11月にて、楽天カードによるnanacoクレジットチャージの際のポイント付与がなくなりました。

 それにより私は現在、リクルートカードを新規で作りました。

 

 

 

 

 

3.支払方法として柔軟性が無い

 現金の欄で述べた通りです。

 割り勘しようにもカードや電子マネーは使いたい金額を選ぶことが出来ないため、どうしようもありません。

 その特性上、12万円の支払いを10万カード、2万現金、といった支払方法も無理です。

 ただし電子マネー残高不足の時に限って現金併用という方法を取ることが出来ることが多いですが、意図した分割支払い方法ではありませんね。

 

 また、支払方法は一括しか選べないことも多いです。そういう店舗、サービスは基本的に少額だと思いますのでそこまで神経質になることもないかと思いますが、

カードには金利のかからない2回支払という方法があるのですがこれは支払い時に申し出ないとできないことが大半。

 これが出来ないとちょっと(¥15,000~¥30,000程度の一括だと重たいが2回なら、という額の)高めの買い物を躊躇する場面もあるかもしれません。

 

 これらは基本的にネットで分割払いに変更可能で(「後から分割サービス」なんて言われてたりします)、私もよくやってる←のですが、「後から分割」をやっていないカード会社もありますので注意が必要です。よく確認しましょう。

 ちなみに2回支払いは「後から分割」ではできないことがほとんどで、下限は3回払いからになります。

 

 

 

 

 

 

4.しっかり管理しないと破産のリスクがある

 恐らく日本人がカードを主流にしない最大の理由だと思います。

 財布以上の買い物ができるので高額商品を購入しやすくなり、出費管理が出来ていなければ大変なことになりますね。

 

 収入に比例した限度額が与えられるものの、社会人にもなれば上限が100万円~になることもあり、月収以上の限度額に対して何も考えずに使いまくれば言わずもがな。

 目に見えてその場で金銭が減らないという特性上、余計に金銭感覚がマヒしやすいです。

 支出管理のための分割払いはできるにはできるんですが、

分割手数料という名の金利がかかるので元の値段より総合的には高くなり、ポイント還元の恩恵がかき消されることも多いです。

 分割払いはできるだけ使わないに越したことはない、ということですね。

 

 また、カード利用限度額分割払い限度額別設定であることがあり、私も初めて楽天カードの上限が上がった時は、

「利用可能額50万円」に対して「分割払い可能額30万円」という上がり方をしました。

 このあたりも確認しなければならない点でしょう。

 

 使いすぎを抑制するためデビットカードなどの即時口座引き落としのカードもありますが、結局口座残高0になるまで気づかないとかだったらダメなんで・・・。

 デビット専用口座、ということで月3万円だけ入れておくという使い方もできますがやはり手間がかかり、カードのスマートさが失われている気がします。

 

 

 

 

 

 

5.時と場合によってはスムーズじゃない

 決済機のシステムによっては立ち上げに時間がかかったり、IC暗証番号並びサインを書くなどしているうちに、現金なら数秒で終わる決済がカードになることでむしろ煩雑な操作を必要としてしまいスムーズに会計できないことがあります。

 店頭だとレジ並んでるのになにやってんだこいつ、みたいな感じになりかねないのが辛いところです。。。

 

 また、

 

 間違えて購入した

 キャンセルする

 

 とかの際に、カード会社への取り消し操作をして、必要ならば再度正規の金額でカードを切りなおす・・・・・等、現金と比較したら作業の手間がかなりかかります

 

 裏を返せばそれだけセキュリティが固いともいえるんですが、急いでたりするとイライラしてしまうことも。

 店員さんが取り消し作業を知らない場合などもあるので、これもカードが浸透していない弊害と言えるんじゃないでしょうか。利用回数が増えればそれだけ間違いも増え、操作機会が増えますからね。

 

 

 

 

 

 

6.サービスセンター等への連絡が面倒くさい

 何かあった時にコールセンター等へ連絡しても回線パンクで繋がらないだとか、

要件が何に該当するのか自分でも分かっていないと大変。面倒に思ってしまうし事実面倒くさいです。

 私が一度連絡したときもちょっとたらいまわしにされた記憶があります。あと通話代もかかりますしね。

 

 

 

 

 

 

3.現状、どちらがいいのか

 

比較対象 現金 カード等 備考
防犯面 ×  
消費機会 ×
ポイントバック ×
スマートさ ×
柔軟性 ×
利用箇所 ×
分かり易さ どっちに慣れているかによる
スムーズさ 時と場合による
その他 ・世界的に見ればマイナーな支払方法になりつつあるが、日本においては未だに主流。 ・サービスセンター等が煩雑
・ご祝儀等に使えない
・限度額、年齢制限がある

・額が少額なほど現金が、

 高額なほどカードが便利

 

 

 個人的には現金は非常時用とし、上記のようにメリットが大きいカード化をオススメしたいところですが、無理に分からない人にカード化を勧めても逆効果です。

 日本は未だ現金主義なので移行しなくても困らない人はそのままでいいと思うのが率直な感想ですね。

 

 ただ、ポイント還元は本当においしいので、悩んでいる人はまず1枚持ってみて、使ってみると良いでしょう。

 私のようにハマれば現金で支払うことの馬鹿馬鹿しさが出てきて現金を非常用以外持ち歩かなくなります。

 

 

 あとこれは元コンビニ店員としての感想ですが、

 

 ・硬貨を触ると手が金臭くなる(尋常じゃないくらい)

 ・不特定多数が触ったもので清潔じゃない

 ・一部ご年配の方なんかは紙幣を出すときに指を・・・・

 

 ってことがあるので、カードや電子マネーなら会計ミスも無く清潔ですよ。ええ。 

 

 

 

 

 

 

4.筆者独断と偏見のオススメクレジットカード

 

 

エポスカード

・都内在住ならまず持ってて損はない。マルイユーザーなら絶対。

・ポイントの交換先が多い。

・専用のプリペイド式カードにポイントを移行し、

そのままカードとして利用できる。

・「ポイントアップコンシェルジュ」提携のサイトで常時ポイント2倍など

・都内なら各所に専用ATMもあるので、上限が逼迫していても安心など使いやすい

・ゴールドカードへの無料切替の招待が来やすいとされている。

www.eposcard.co.jp

ご紹介番号:18011670773

上記リンクから、紹介番号入力して新規入会すると

もれなく1000ポイントがプレゼントされます。

ポイントは以下のように利用できます。

エポスポイントの使い方|クレジットカードはエポスカード

興味のある方は是非。

 

 欠点としては赤いカードの状態だと「後から分割」が出来ず、リボ払いだけになってしまうのですが、ある一定の支払額と期間の条件を満たすと上級カード

「エポスゴールドカード」に無料招待されます。基準はさすがにわかりませんが・・・。

 こちらは後から分割はもちろん、2回分割にも対応。更に他のゴールドカードにもあるように空港ラウンジ使用権などもあり、無料ゴールドカードとしてかなり高いパフォーマンスを誇ります。年会費ももちろん無料。

 

 

 

 

 

楽天カード

・ポイントを楽天Edyに変換できるのが魅力。

楽天市場を使う人には必須ともいえる。

・審査が通りやすく、日本でも相当メジャーなカード。

・支払額次第で常に上級ランクを維持できる。

www.rakuten-card.co.jp

 

 私が初めて作ったカードです。楽天市場楽天Edyユーザー、Rポイントユーザーであれば外すことはできないでしょう。

 Rポイントや楽天チェックと提携して最大4重ポイント獲得もでき、条件がそろえば還元率がものすごいことになります。

「Rポイントカード」でポイント4重取りが可能に!「楽天カード+楽天Edy+楽天チェック」の3つで楽天スーパーポイントを貯めまくる裏ワザ!|クレジットカードおすすめ最新ニュース[2018年]|ザイ・オンライン

 ポイントは楽天Edyに変換すれば電子マネー対応の店舗であればほとんど使えますので、実質そのまま無料でお買い物が可能。

 他にもマイルやマイレージなどへの変換が可能です。

【楽天PointClub】:ポイントが便利に交換できる

 

 欠点としてはETCカードの年会費がかかるという点ですが、会員ランクが高ければ0円という内容です。

 ちなみにエポスカードETCカードも無料です。順番とはいえこれはやらかした。

楽天ETCカードの年会費はいくらですか? | 楽天カード:よくあるご質問

 

 

 

リクルートカード

・ポイントがリクルートポイントとしてそのまま貯まる。リクルートポイントは元ポンタポイントでもあるので、ポンタユーザーは必見。

・ナナコクレジットチャージでポイントが貯められる貴重な1枚。 recruit-card.jp

 

 現状、ヤフーカードと並んでナナコにクレジットチャージした際にポイントがたまる貴重なカードです。

 私の家計では楽天カードがその役割を担っていましたがサービス終了に伴い新規契約。美容院の予約にホットペッパーを利用していたり、ガソリンスタンドにエッソ(楽天Edy)か昭和シェル(ポンタ)しか利用しない私にはまあちょうどいいかということで選びました。

 

 

 

 

5.最後に

 カードを選ぶ際はブランド(VISA Master JCB)がありますが、これは

 

・日本国内利用が主なのか(JCB)

・海外でも使いたいのか(VISA Master)

 

 でブランドを選ぶと良いです。

 ただ、カード会社によっては扱っていないブランドもあったりします。

 

 また、口座引き落とし日はしっかり確認すべきですね。

 27日引き落としのカードが多いですが、私の持つ京王VISAパスポートカードなど、10日引き落としなどのカードも存在するため、給料日等と噛み合ったカードを選択するのも重要です。引き落とし出来ないと大変なことになりますよ・・・。

 

 他、私のリクルートカードのように「普段使っているお店 サービス」でカードを決めるのも大切です。

 せっかく貯まったポイントが全く私生活に関係ないポイント同士で変換できても何の恩恵もありません。ここもしっかり確認しましょう。

 

 そして意味の無いカードの持ちすぎは本当に無意味です

 年会費がかかるカードもありますので、使わないカードはさっさと解約してスマートにしましょう。

 

 ( ・・・とか言って実は未だ未解約の要らないカード持ってる筆者。さっさと解約しよう・・・)

 

 

 

 

 

 

 以上、タイトルは 現金とカード どちらが優れているか? でしたが、クレジットの紹介のようになってしまいました。

 結果は表のとおりケースバイケースの場面が多いという結果になりましたが、これは2018年現在も日本が現金主流であることの裏返しでしょう。

 個人的にはカード化がもっと進んで、「当店は現金のみになります」事件を1件でも無くしていってほしいな、というのが素直な感想です。

 

 

 長々お付き合い頂きありがとうございました。

 少し真面目な記事を書くのは初だったため難しく、やはりどこか崩れた文章になってしまったことをお詫びいたします。

 

 次回の命題は「現地販売と通信販売、どちらが良いのか!?」です。

 

 それでは今回はこれにて失礼します。

 

 

 如月 竜也